9月までは、臨床工学技士のみの部署を管理すればいいだけの管理職でしたが、10月から、看護師や看護助手、クラークさんなどを全て含めた大きな組織の管理を任されることになり、はや1週間が経過しております。。。
長年この現場で働いている人はお解りかと思いますが、こと看護師の管理というのは難しいwww
看護師というのは、(立派で責任感に富んだ人も大勢いるのはわかっていますが)往々にして、「擦り付けられる責任はなるべく他人になすりつけ、逃れられる責任からは可能な限り逃れ、押し付けられる仕事はとことん弱い立場の人に押し付ける」という特徴が見られます。
そのため、少しでも自分たちの仕事が増えるとなると(例えそれが看護師本来の看護の仕事であっても、それまで看護助手などに擦り付けて逃れてきた仕事が自分たちの責任だと明確にされてしまいそうになると)全力で抵抗してきますwww
それがどんなに屁理屈で、正当性を欠く理論であったとしても、恥ずかしげも無くおかしな理屈を並べて、それまでの責任逃れの楽な世界から逸脱するようなことには断固反対してくるんですよねぇ・・・。
どうしたものか・・・www
技士の管理はここ10年で大体慣れました。
技士の場合、トップダウン形式で矯正すべきこと、やるべきことをしっかり並べて、そうしなければならない理由を話してコトを進めれば、大体苦労せずに物事が進んでいくケースが多いように思います。それは男社会であるからなのか、それとも看護師の世界よりまだまだ若い世界であるからなのかはわかりませんが、とにかく、ある程度組織としてコトを進めるのは容易です。
看護師は・・・はっきり言って、どんなマトモな理由を並べても通用しないことが多々あるので・・・www(女は感情の生き物ですからねぇ。。。二言目には、例え職場であっても「でも」「だって」という接頭詞が付くのが女ですw)
看護部という組織でトップを担っている人たち(師長や看護部長)の偉大さを痛感しております・・・w
1週間で全体像を見ることは大体出来ました。
組織としての問題点も、私なりに抽出が完了しました。
文句ばかり言っていて働かない人、不平不満を表出せず黙々と人一倍働く人、様々な様子も把握できました。(この評価は、別の機会に生かすこととしますがw)
組織の中で、組織の雰囲気を悪くしている人、前進を快く思わず妨害しているであろう人も見えてきました。
私の仕事はこれらを改善することです。
何をどうすべきか、今週から少しずつ方法論を考えて、意思表示をしていきたいと思います。
(現在は役員待遇で年俸契約なので、成果が挙げられなければ次年度の契約にそれなりに響きますし・・・w)
ヒラの立場での転職は、その病院のやり方を尊重して批判的な見方をしないことが鉄則でしたが、今回は組織改革をすることを請われての転職なので、従来までの概念を捨てなければならないんですよね・・・。
難しいことですが、頑張ってやり遂げようと思います。(精神的な負担は相変わらずハンパ無いんだけどね・・・。)