» 2013 » 6月のブログ記事

中学生の息子。
中高一貫校なので高校受験はありませんが、そろそろ中学課程の学習が終わります。
(中高一貫校では、中学2年で中学課程の学習が済んでしまい、3年生になると高校課程の授業に入るのです。)
そのため、2年生の今から、そろそろ将来の進路に向けた思考を持ってもらわないといけません。
(大まかで良いので、文系か理系かくらいは選択できるようにしないと、進級の際のクラス編成希望が出せませんので・・・。)

私は、臨床工学技士になろうと決めたのは高校3年の3学期でしたw
それまではずっと国立文系クラスに所属していて、滑り止めの私大には2校から合格をもらっており、あとはセンター試験(当時は共通一次が無くなって、「新テスト」って呼ばれてましたけどw)を待つばかりで、当然国立大を受験する気で願書も出していました。

が。
その頃の私は悩んでいました。
文系クラスだったので、進学先は文学部などになる訳ですが、そこを出て仕事にありつけるだろうか・・・と。
私が大学受験の年はバブルがはじけたばかりでしたが、既に4年制大学卒の女子の就職は厳しいものになり始めていたのでした。
学校の先生になることを希望していましたが、当時は団塊の世代がバリバリの現役で、教員採用試験の倍率は数百倍ということもザラで、強力なコネと実力が無いと無理だと言われていました。
「ホントにこのまま大学に行って仕事にありつけるのかな・・・」
と悩みに悩んでいましたが、その数年前に父を亡くして、ずっと専業主婦だった母が急に社会に放り出されて、私達子ども3人を抱えて途方に暮れていたこと、手に職が無かった(それどころか車の免許も無かった)母が就職と言っても(母は当時30代で若かったのですが)まったく職にありつけず、結局自分でコンビニエンスストアを開くことになったことなどを見ていたので、女が手に職も無いまま生きていると、結婚して旦那さんに先立たれた時などに食いっぱぐれちゃうんだ、と痛烈に感じており、「掃いて捨てるほどいる文学部卒というだけの教員免許持ちになっても就職は難しいかもしれない」と考え始め・・・

その2週間後には、臨床工学技士養成校の受験を決めてしまいましたwww
(幸い国立文系クラスだったので、数学も理科も専門学校受験レベルの内容は勉強してたので間に合いましたw)

進路指導の教師からは呼び出し食らうわ、母は大反対するわで、急に専門学校に行くと言い出した時はそれはもう大変でしたけど・・・w(ちなみに私は国語の成績だけはとんでもなく良かったので、進路指導の穿刺からは相当期待されていて、なので大反対されました。母も同じく、文系の大学なら良いところに行けるのになんでそんな専門学校なんて!!と怒り心頭でした。)

結局、私の合格していた私大に行ったお友達は4年後就職が出来ず、ずっと非正規職員での仕事を続けて結婚しました。

私は学歴としてはとんでもなく底辺ですが、とりあえず職にはありつけ、就職に苦労することも経験せずここまで来て、今は1級の身体障害者ですが職を追われることも無く以前と同じポジションと待遇で働き続けることが出来ているので、あの時勇気を出して進路変更をしてホントに良かったと、今では思っています。

という経緯が私自身あるので、息子にはなるべく苦労しない人生を歩めるような進路選択をしてほしいと願っています。
が、カエルの子はカエルなんですねw
息子も「オレは教師になりたい」と言っていやがリますwww
オマエもかwww
お母さんが就職厳しいから諦めた道を、アンタは選ぼうとするのね・・・w

でも、ホントにその道に進みたければ後悔のないように努力してやるだけやってみれば良いと、今の私は思います。
私はそういう勇気が無くて、好きでもない(というか、大嫌いだった)理数系科目オンパレードのエンジニアの道に進んでしまいましたが(そして後悔しまくりましたがw)、息子にはやりたいことをやりたいように追いかけてほしいと思っています。

ただ・・・
最近、私が透析患者になってしまったこと、
何十年か前までは透析が無くて、腎不全の患者はみんな苦しんで死んでいっていたこと、
透析のおかげで、お正月に初詣にも行けなかった体調が今は走り回れるほど元気になって、普通に生活できていること、
そんな話を聞かせていたら、息子の進路希望が少しずつ違う方向に進みつつあるように感じております・・・w
(でもまだ、「医療系は休みが無いし激務だしグロいからヤダ」と言ってますけどw)

色々悩んで、色々な経験をして、色々なものを見たり聞いたりして欲しい。
それがきっと息子の人生を豊かにしてくれることに繋がるだろうから・・・。

お久しぶりです。
現在、自己穿刺を開始しました。
夫が作ったルートに、夫の指導のもとwペインレスニードルで自己穿刺するという方法をとっています。

夫とはいえ、アタシが普段患者さんに刺す角度と夫の穿刺角度はまるで違うのですw
なので、最初は相当やりにくかった・・・www
ですが根気強く夫の角度をトレースし、なんとか最近はスムーズに自己穿刺できるようになってきました。

最初は心が折れそうになって「もう普通針で刺すから!!」と普通針で自己穿刺してましたが・・・
ま、別にそれでも良いんだけど、自己穿刺は患者さんに刺す時と違って片手しか使えないので、何かの拍子に血管壁を突いてしまったりして漏らしてしまうと痛いし怖い。。。
てことでペインレスニードルでの自己穿刺をマスターするしかないのかと思い、気を取り直して再度BH穿刺に挑戦。

でもやっぱり夫が作ったルートは刺しにくい・・・w

自分で普通針で何度か反復穿刺して、自分でルート作って刺せばスムーズか?なんて思ったりもしたのですが、
苦労して(このアタシの細い血管に)1カ月近くかけてBHのルートを作ってくれた夫の苦労を無下にするのも悪いかと思い・・・w

頑張りましたw(優しいアタシw)

で、なんとかスムーズに刺せるようになってきました。

自己穿刺。
それは技術的な問題ではなく、恐怖心との戦いですwww

私は痛がりで怖がりなので、患者さんに刺すのは全然平気で何とも思いませんが、それを自分にとなると話が違ってきます・・・w
16Gのつまようじのような針を、自分の血管に刺すって勇気が要りますw
(21Gの採血の針なら自分で刺したことあったけど、流石に16Gは自分が透析になるまでやる機会は無かったですからねぇ・・・。)

マジで怖いです。
それに、穿刺は死ぬほど痛いですしw
ペンレステープを貼ってても死ぬほど痛いのに、あれを自分で刺すなんて絶対無理!!!と思ってました。最近まで。

ですが、やってみると全然痛くありません。
私がBH穿刺だからかもしれませんが、自己穿刺はほぼ無痛です。(ブスって、血管走破する感覚が手応えとしてあるだけです。)
自分で刺すと、ルートから逸れたら痛いのでそこを無理に突いたりしないしwww
深く入り過ぎても痛いから、ちょうど良い深さも自分で解るし。
それに、挿入速度によっても痛みの大小ってあるので、自分でやれば痛くない速度で針を血管内に入れることが可能なのです。

ちなみに自分が透析になってから、痛い穿刺方法と痛くない穿刺方法をイヤと言うほど体感で経験したので、それを患者さんに還元するようにしています。
なので最近、穿刺に行くと、
「エクセレント!!全然痛くなかった!!」(by ハイカラな元お役人様の患者さまよりw)
とお褒めの言葉をいただいたりしております・・・w

透析に従事しているスタッフは、マジで一回自分で透析受けてみれば良いと思うわ、1カ月くらいwww
1日おきにあの針を2か所ずつ刺される苦痛がどれほどのものか、透析がどれほどお腹がすいて辛いかwいちど体験すると、良い透析を提供しなくてはという気持ちになるかと思います。
何より穿刺の技術の理屈は、自分が刺されるようになると良く解るのではないかと思うのですが如何でしょう?

3月から週1回、実質3ヶ月間、12回のトレーニングを受けて感じたことは、在宅透析自体は素晴らしい治療なのに、その支援施設が事故怖さ、責任逃れの一心から患者を縛ることに躍起になっていて患者を信頼することが出来ず、そのため自ら在宅透析へのハードルを上げて患者を追い出している、というものでした。。。

私は臨床工学技士になって20年の今年、腎不全になりました。
透析の手技どころか、大抵の業務に関しては、現場では指導者を指導するような立場なので、自分で自分の治療を行うことに手技的な問題は全くないと自負していました。

トレーニングに通ったクリニックの医師や技士は私達夫婦を全く信用してくれませんでした。
仕事をして慣れているからこそ、ミスをするに決まっている
そういう決めつけがありましたが、聞いた私は呆れました・・・。

あのね、患者さん達に透析の手技を提供することと、私自身が自分の命をかけて透析を自分で回すことを、どうやったら同列に語れるのよ?

もちろん、仕事で患者さん達に透析を回す時も、お給料をもらい免許という資格を賭けて行う訳ですから、一定の緊張感もありますし責任は自分で回すことの比ではありません。キッチリやります。

でも!!
自分の透析だと気を抜いてミスするって、バカじゃないのと思ってしまいました。
所詮透析なんて受けたことのない、透析は所詮他人ごとでしかない透析医、透析技士の言うことだと私は呆れました。。。

自分のことだからこそ、ミスしたら自分の命に関わるからこそ、仕事とは比較にならない厳しい目で自分の透析回せるんじゃないのさ!!!

(施設透析の時、その施設の技士が、前回中途半端に使った透析液を捨てずに置いておいたせいで、私の透析の準備をした技士が新品と勘違いしてセッティングしちゃって、結果透析中濃度低下の警報鳴らして大騒ぎしたのだってあれ、他人事だからこそやらかしたミスなんじゃないの??私あんな初歩的なミスしたことありませんけどね、所詮他人事の患者への透析でもね。)

アタシ、ミスしたら自分の命でその代償払わなければならないのよ?
在宅支援クリニックの技士たちは「慣れてるからって勝手にやられて、ウチで事故を起こされたら困るんで」って二言目には言ってたけどさ・・・
アタシだって死にたくないわwww
悪いけど、清潔操作もままならない貴方達にそこまで失礼なこと言われる筋合いないんですけど・・・。
一度でもアタシの仕事ぶり、夫の仕事ぶりを見たことがあるとでも言うの?って、何度心の中で呟いたことか・・・w

あいつ等アタシの部下だったら全員クビだ!!!つーか、普通の患者ならブチ切れるわよw(アタシはオトナだから最後まで我慢したけどさ~・・・最後我慢できなくなったけどw)

在宅透析は素晴らしい素晴らしいという割に、それをしようとする患者を信用せず侮辱しまくりって(実際それで介助者や本人が挫折するケースも聞きます)何かおかしいと思います。。。

ハッキリ言って透析のプライミングなんて、そこらへん歩いてる小学生捕まえてきて3日も教え込めば出来る程度のレベルの仕事で、そんな特別なことじゃありません。
透析の仕事なんて、ルーチン業務に関しては、誰でも出来る程度のレベルだと私は思っています。
それをさも特別で難しいことのようにひけらかし、
ひけかす甲斐の無い同業者相手には「勝手なやり方でやられると困る(教えられたとおりあなた方のやり方でやってますけどw)」と二言目には言い続けてストレスを与え・・・失礼だけど、透析技士ってバカなのって思っちゃいました。

透析の理論やトラブル対応はある程度教えなければならないことだけれど、患者を侮辱し不信感を表出しまくり、患者や介助者に精神的苦痛を与えまくってその人格を踏みにじるようなことを言い続けるようなトレーニングをして、一体だれの得になるというんでしょう・・・。
それは恐らく在宅透析のトレーニングを行う医療従事者側の、クソつまらない自尊心やプライドを満足させるだけで、患者には何のメリットもないと思うんですけど。

彼らは何がしたいのでしょうか?

責任を取りたくないのなら在宅なんてしなければいいのに。
自己保身の一心から患者を侮辱して良いなんて理屈は通りません。

患者はね、自分の命をかけて透析回すのよw
アナタがたみたいに、日々の生活費を稼ぐためにやってる訳じゃないのよアタシ。(ま、生活の為にも透析回してるけどさ職場ではw)
在宅を回すアタシと、職場で仕事で透析しているアナタがたの責任感とを一緒に考えないで欲しいものですw

北関東の某県は、私自身も結婚まで勤務したことがありますが、医療レベルが20年前で止まっているようなところがあります。
閉鎖的で排他的な県民性からか、新しいことを嫌い、古くからの昔ながらのやり方で安心してしまうからなのでしょうか・・・。
それゆえ、呼吸管理レベルや、透析のレベルはものすごく低いです。

私は在宅透析を希望しているので、在宅のバックアップをしてくれるクリニックを自分で探して、そこに週1回通っていました。
臨床工学技士で、首都圏の透析病院勤務で、しかもその勤務先では透析室のTOPという役職を持つ私と夫のことは、その病院の技士はさぞ疎ましく思った事だろうと、警戒心も半端なかっただろうと想像できますw
それゆえ、出来る限り私自身は納得いかない手技であっても黙ってハイハイされるがままに我慢してそこでもやり方を受け入れていたつもりでした。

在宅透析の教育が始まってからも、TR-3000Sでやる予定だったのですが、

「薬液洗浄が終わったら、薬液ラインに必ず鉗子かけておいてください!薬液電磁弁が壊れた時に、薬液が患者側にながれることもあるからです!!」

と真剣に説かれた時にはどう突っ込んでやろうか、夫と二人顔を見合わせて苦笑したものですが・・・w
(賢明な技士の皆様ならご存知だと思いますが、今の装置(少なくとも東レや日機装の最新型)は、例え薬液電磁弁が故障して薬液が駄々漏れになっても、患者側に流れ込むことはあり得ない構造になってますw こんなことも知らない技士にアタシ達は在宅の指導受けているのね・・・と、ガッカリしたのはこれが最初でした。でももちろん、その時は突っ込みを入れず黙って聞いてましたけど。その病院で指導受けている間は言われた通りにやっておき、在宅に移行したらやる必要は無いと考えていたわけです。穏便に済ませるにはそれが一番だと思いました。)

その程度のことは、別に害は無いのでハイハイそうですかと聞いていられました。

が、アタシの体に関わることとなるとそうはいきませんでした。

具体的にはたとえば、静脈圧が上がった際に、針先洗浄をすると思うんですが・・・その際の手技。
普通だったら、針先にコアグラがあると疑われる場合は、それを引くことはしても、患者の体内に押し込んでしまうなど考えられません!というか、アタシだったらそんな事はあり得ない、そんな事をやっているのを発見したら、インシデント報告書を書かせるレベルの話なのですが・・・

その病院の技士は、最初に「えいっ!」とコアグラを押し込みやがりましたw
「あ、コアグラ飛んだ!飛んだよ!やっぱり(血栓が)あったかぁ~。これで圧下がるから。」
と言われた日には、ビックリしてアゴが外れそうになって、何も言い返せませんでした・・・。
しばらくして我に返って、
「押し込まれた血栓、まさか頭とかに詰まって微小脳梗塞起こしたり、最悪は肺塞栓起こさないよね?大丈夫だよね?死なないよねアタシ・・・」
とずっとドキドキしてましたw

その病院ではそれが普通の手技なんでしょう。
でも!!!アタシは絶対あり得ない、やっちゃいけない手技だし、やられたくないことでした。
その病院の技士には以後二度と針先洗浄はされたくないと思ってしまい、以後は(在宅の教育の為に一緒に来ている夫にやらせるというこじつけの理由づけをしてw)夫にやってもらっていいか話をし、OKが出たので夫にやってもらっていました。。。
(ちなみにアタシのACTは90秒ちょっとなので、針先が固まりやすいのです。ダイアライザーなどは残血はないのですけれどw)

ある時は、針先洗浄しても静脈圧が下がらなかったのですが、その病院の技士さんは突然静脈チャンバーをもモミモミしまくり、

「こうすれば静脈圧は下がりますから。おうちで圧が上がって針先が何ともないような時はチャンバーを揉んでみてください!」

と真顔で説かれた時にはもうビックリして唖然として何も言葉が返せませんでした・・・www
(となりの夫も呆然としてましたw)

キャーーーーーーーー!!そんな真似して(チャンバーなんか揉んで)微小凝集塊が体に入ったらどうしてくれるんだ!!やめてーーーーーーー!!!!もうやめてーーーーー!!!!

と、心の中で叫びはしましたが流石に口には出来なかった・・・。
だってお世話になっている「患者」という立場だったし、なにより、それまで散々在宅透析の教育を受けている中で、私達夫婦に対し相手施設の技士が相当警戒しているのが、残念ながら見え隠れしていたのです。。。(その病院の技士は他院の勤務経験がほとんどない人達のため、他所の施設のやり方に対し過剰に排他的である部分が見えたことと、自分達の手技に、しっかりした裏付けのある自信が無いがゆえのコンプレックスの裏返し?とも取れるほどの過剰な防衛反応が見え隠れしてたこと(はっきり言うと、自分達のやり方以外は全て否定的。例えどのやり方をしえも結果は同じでリスクなど全くないようなレベルのことでも、小さなことまで過剰にこだわり、間違っていることも間違っていると認識できないし、それを指摘されるのを物凄く嫌う人達であることが見て取れました。)

他にも、回収後の抜針時、穿刺部を消毒するまではいいのですが、消毒後、滅菌ガーゼを折り畳む時に清潔な部分までベタベタ手で触りまくり、それどころかスタッフによっては患者の消毒していない腕の部分に押しつけながらガーゼを折り畳み、その不潔なガーゼを消毒済みの針挿入部に押し当てて抜針するという有様で・・・www
(それ、滅菌ガーゼ使用する意味無いじゃんって何度突っ込みそうになったことか・・・w  通常、止血時のガーゼは止血面は触らず、清潔に保ったまま針挿入部に押し当てるのが常識かと思うんですがw)
まあね、シャントの感染率が低いのは知ってるわよ。
消毒しなくったって大して感染は起こらない(除グラフト)のも知ってるわよ。
でもさ、心理的にそんな不潔操作されるのって気持ち良いものじゃないんですけど。。。

ある時は、私はボタンホールを作成するためにBHSを入れていたのですが、その時のその病院の技士の手技・・・

1.不潔な手で滅菌済みの消毒キットを開ける
2.不潔な手で滅菌済み消毒キットの中に入っている綿棒を取りだし、それを消毒液の中に浸す(この時点で既に綿棒は不潔w)
3.おもむろに、滅菌手袋を取りだして手にはめ始める・・・w(その清潔な手で不潔な消毒キットどうするつもりなのかなー、と思ってアタシは注目しているw)
4.滅菌手袋をはめた手で、滅菌済みセッシの滅菌パックを開け始めるwww(もしもーし、もうその手不潔ですよwww滅菌パックは介助者に開けてもらって、中身だけ手袋している人が取り出さないとダメでしょw)
5.さっき素手で触って消毒キットに突っ込んでおいた綿棒を取り、消毒を始める・・・w(もうその手袋不潔だってばーw 意味ないから外しちゃえばいいのにw)
6.BHSを挿入し、さっき不潔にした滅菌セッシを使ってスティックを外す・・・(もういいや何でもw)

こんな感じだったのですw

(在宅の教育時、得意気に我々に清潔不潔について散々説いて下さった技士さんなんですがwww 我々に勝手なことをしないように念を押す前に、まずお前らの清潔操作がなってねーぞ!!って心の中で突っ込んだことは1度や2度じゃありませんw)

こんな施設で、こんな技士さんたちに教育をうけるうちに、私も夫も自施設では部下を数十名抱える大きな組織の管理職をしている身なので、スタッフがどんな考え方をしているか、数か月の接触でしたが充分に解ってしまっていました。
この病院のスタッフは、患者の利益や心理よりも自分達のプライドが優先なんだな、というのがアタシの観察した感想、
夫はそれに加え、「技術が未熟すぎ。清潔操作もなっていないし、理論に沿った裏付けのある知識を持った人がほとんどいない。昔から勤務している古い技士が「こういうやり方でやれ」と下に教え続けて、それで考えることも改善することもしないまま何十年もそのやり方で来ちゃっている施設」という結論でした。

色々納得できないことは多かったものの、直接私に害が無さそうなこと、害が少なそうなこと(清潔操作が不十分程度のことw)は我慢して在宅にこぎつけようと夫とは話し合っていたのですが・・・

血栓を押しこまれるのだけはどうしても耐えられない!!
凝血しかけているVチャンバーを揉まれるのもイヤ!!!
それからせっかく夫がその在宅支援クリニックの透析日以外は穿刺してくれて作りかけているボタンホールの穿刺孔を、ダルニードルで探るわけでもなく、ただ力一杯力任せに穿刺したあげく穴には入らず皮下に入り込み剥離させてしまう(そのことでボタンホールを肥厚させ潰してしまう)のだけはイヤ!!!(それでなくてもアタシのシャント、刺せる所が限定されているのに・・・)

この3点だけはやめてもらうように、言い方に気を付けてその病院の技士さんに話をしました。

「色々な病院で色々な考え方があるのは承知している。ただ、上記3点だけはどうしても辛いので改善願いたい」という風に、でもそれはあくまでアタシがまだ透析導入期で精神的に不安定で不安が多い故で、ワガママで申し訳ないんだけど、という言い方でお願いしました。

それが1週間前のことでした。

そして昨日・・・。
いつもの通り在宅支援のクリニックに透析に行ったら、
「始める前に院長から話があるから」と言われ、夫と二人何の話だろうねと行ってみたら・・・

アタシと夫が、装置の故障時も勝手にメーカーに連絡すると先週話していたと、それをスタッフが聞いたので再度教育し直したい、という話でした・・・。
アタシも夫も唖然ボー然www
はぁ?なんですかその話www
誰がいつそんな話をしたのさw(不潔操作と血栓押し込まれるのとボタンホール穿刺の手技については指摘して改善要求したけどさw そのボタンホールの穿刺手技も先週、力任せに入れて案の定入ってないのに回して、皮下に生食漏らしてパンパンに腫らしたから言ったんじゃん!!w)
反論できないことを指摘されたらでっち上げですか・・・そういう病院だったんだ・・・。

プライドを傷つけられたのかもしれないけど、だからってそういう話をでっちあげて教育期間伸ばしたりイヤな思いをさせて腹いせかw

もう色々腹が立ったので、その日の透析は拒否ってきましたwww
(前の日にスイカ食べまくっちゃったよ・・・www こんなことならスイカ食べるんじゃなかったわ・・・w まあこれで高カリで死んだら、(会話はボイスレコーダーで録ってあったしw)そのクリニック訴えて慰謝料ガッツリ取るように夫に言い残しておくけどさw)

なんかさ~・・・自分のプライド傷つけられたくないなら在宅透析なんかに手を出さなきゃいいのにネw
医者とか技士で在宅透析やってる人いるのに。(眼科医で在宅やってる人知ってるしw)
透析経験のない看護師とか、素人の患者相手にしか在宅教育が出来ない(そういう人達相手にしか自分達の技術や知識を自信を持って披露できず、誤った手技について指摘されるのを嫌う)のなら、在宅透析に手を出しちゃダメだと思います。
アタシだって自分が透析患者になるなんて予想してこの仕事に就いた訳じゃないけど、世の中には透析患者の臨床工学技士はアタシの他にも居るんですから・・・。

やっぱり最初の予定通り、自分の病院で在宅の施設認定とって在宅透析やることにしますw
信用できないだのしたくないだのゴチャゴチャ他所の施設の技士に言われて何カ月も遠くの施設まで通うのは、時間と手間の無駄だけにとどまらず、精神衛生にもよくないと思い知りましたので・・・。

患者に敬意が持てない、患者を信用できない、患者のすることに責任を持ちたくない医療従事者は、在宅透析に携わる資格がないのではないかと思うのですが如何でしょう。(もちろん、患者側がしっかり医療施設側の指示を守るのは大前提ですけど。理由もなく、ただ我々が医療従事者で透析勤務者だからと過剰に「指示に従わないで勝手なことをやるに決まってる」と決めつけるような施設は、在宅をやる資格は無いと私は思います。在宅医療ってそんなに甘いものでもないし、カッコつけて美味しい所取りだけ出来るようなものじゃないですよ!!)