» 2014 » 2月のブログ記事

関東で生まれ育った私には、膝まで埋まるような積雪の経験が小学校の頃に1度あったくらいで、あとは「大雪」と騒がれてもせいぜい10~20センチくらいまでの積雪がせいぜいでした。

が!!!

先週末の大雪は違いました・・・w

金曜の夜は仕事の後透析を受けて帰って来たのですが、帰宅時で既に猛吹雪。
それでもまだ、雪道運転に不慣れな私でも(一応スタッドレスは装着していましたが)何とか車で帰って来られる程度でした。
自宅に到着した23時ころで積雪は10センチ程度。
夜中には雨になるという予報だったので、翌朝には綺麗に雪は無くなっているだろうと思い、何も考えずに眠りにつきました。

しかし。
朝起きたら世界は一変してましたw

40数年生きてきて、関東でこれほどの雪を見たのは初めてでした・・・。

目測で50センチ以上積もってますwww

何これ。。。
つかマジでヤバイ。
どうやって出勤すれば・・・イヤそれ以前にどうやって家から出ればいいの・・・???

私の夫は岩手の出身で雪には慣れています。
夫を叩き起こし、とりあえず車を掘り起こしてもらうことにしましたw

でも!
玄関から車庫にたどりつくのが一苦労でした・・・orz。
太ももまで雪に埋まりながら、まさに雪の中をこぐような思いで必死で歩いて車庫にw
車庫まで10メートルくらいしかないのに、雪は冷たいし深いしで死ぬかと思いましたwww

雪なんてめったに降らない&ほとんど積もらないため、防寒ブーツも長靴も持っていない私と夫・・・w
靴の中までびっしょりぬらしながら、寒さに凍えつつ車を掘り起こし、
車庫の前の雪かきをして、
雪と格闘すること3時間www(出勤時間はとっくに過ぎてますw)

何とか車を車庫から出せる程度にまでしたのですが、道路に積もった雪が、バンパーの高さくらいまであって・・・
走ることが出来ませんでした・・・orz。

ちなみに関東地方には除雪車などというものはありませんw
夫の実家のある岩手では、義実家前の道路は融雪道路になってて雪なんてすぐ溶けるし、
幹線道路はいつも除雪車が走ってて路面に雪がどっさりなんてことは無いのですが、
関東にはそんな設備はありませんから、雪が積もったら身動きがとれませんwww

結局、自宅前の道路は、近所の人総出で雪かきをして、お昼過ぎには何とか幹線道路に辿りつける程度まで雪を除けることが出来ました。
その時点で出勤を決意しましたw

夫は道路の混乱を避けたくて電車で出勤すると言い張りましたが、JRは全て終日運休で・・・悲惨だった様です。

本当に、雪に対する備えの無いこちらで大雪が降ると大変です。
電車も動かないし、道路も寸断されちゃうし。。。

こちらの人はほとんどノーマルタイヤで1年を過ごすのですが、雪が降ってもお構いなしにノーマルタイヤで外出しようとしますw
そのため、あちこちで動けなくなって道をふさぐのですw(こういうバカは免許を剥奪して欲しいのですけどね・・・w)
動けなくなったノーマルタイヤの車は、そのまま乗り捨てられますwww
雪国では考えられないことです。

スタッドレスが買えない人は、雪が降ったら車には乗らないで欲しいのですが・・・何回雪にはまっても学習しない人ばかりで、本当に困りますw

それから・・・
自宅前の雪かきをする人の中で、除けた雪を全部道路に撒くバカもどうにかしてほしいですwww
自分の敷地の雪、道路に撒いちゃえばイイという感覚が意味不明w
撒かれた雪は(今回くらいの積雪になると)簡単には解けず、凍ってツルツルになってしまいます。
危ないです。
道路に雪を撒く人って車の免許が無いのかしら?(よくおばちゃんがやってるから、免許ないのかもしれませんが・・・。)

もうホント、雪は勘弁してもらいたいです。
雪が降っても透析には行かなきゃならないし・・・ホントにホントに困ります。
また水曜から雪とか言ってるんだけど・・・勘弁してもらいたいですw

2月になっているというのにこんな更新でスミマセンw
一昨年、その前と、ここ数年は腎不全が悪化していて体調が悪く、毎年恒例のおせち作りもままならず、品数を減らしたりしていたのですが・・・

今年のお正月は、透析導入により、体調がほぼ元通りになって、久しぶりにマトモなおせちが作れました。

DSC_0479

かまぼことハム以外は全て手作りしましたw

今年は、旅行透析の予約が撮れなかった(取るのがめんどくさかったw)こともあり、夫の実家に帰省することはせず、義実家へは夫だけが帰省し、私は自分の実家でお正月を過ごしました。
写真のおせちがラップの上に乗っかっているのは、夫の実家に送るために梱包する直前だったためですw
(このおせちは義実家に送りました。)
義実家は、夫や義弟や義姉が家を出てしまってからはおせちは作らなくなったと聞いていたので・・・
結婚以来19年、おせちの無いお正月を過ごしたことが無い夫に、今年は何もなしというのは気の毒かなぁと思って少しおすそわけした次第です。

体調が良いと仕事が捗って、何より作るのが楽ですね!
透析導入前はこの半分の品数のおせちを作るのに、今回の倍以上の時間がかかっていたのですが・・・
(そして、作った後は疲れがドッと出るせいか体調がとても悪くなって寝込んでましたw)
今年は全くそういうことも無く、
お正月は、去年歩けずに断念した日光東照宮の初詣もできたし(東照宮だけでは歩き足らず、ついでに輪王寺まで行ってきたしw)、
とても良かったと思っています。

残り少ない人生でしょうけど(透析導入後の人生なんて所詮延命だし)、出来ることは出来るうちにやって悔いの無いように生きて行きたいと思っています。

今年初の更新が2月だなんて・・・w
(すっかりFBに入り浸って居てこちらは放置になってますw)

2月になり、私が透析患者になって1年が経とうとしています。
1年前の2月7日に導入したので、あと1週間で1年です。

1年前は、1年間生き延びられるだろうか・・・と不安でいっぱいでした。
なぜなら、透析医学会の出している統計で、導入後1年未満での死亡率がとんでもなく高かったからですw
(もちろん、その理由が何故なのかも、統計のカラクリも知っています。それでも数字は数字で・・・正直かなり不安でした。)

透析業務一筋23年の夫は、

「DMで導入になった訳でも、全身状態が悪いわけでもない。その若さで、原疾患が糸球体腎炎で、1年未満で死亡するなんてあり得ないから。」

と一蹴してましたけど・・・w

夫のいう通り、元気(?)で無事に1年生きてこられました。
感謝です。

導入直後は穿刺を失敗されまくり、イヤになって夫の病院に転院したりしましたw(1カ月経ってもその病院のスタッフ誰もがマトモに穿刺出来ず、痛いしシャントを痛めつけるのが心配だしで・・・ノイローゼになりそうでしたw)

夫の病院に転院後、しばらくは夫が専属で穿刺してくれて、穿刺恐怖症がすっかり消失、精神的にも安定して、徐々に透析を受容することが出来るようになって行きました。
(穿刺のストレスというのは、プロの私でさえもそれほど大きなものでしたw)

今は、夫が作ってくれたボタンホールに、自己穿刺しているので穿刺のストレスはほぼ皆無です。
たとえ自己穿刺が上手くいかない時でも、夫の病院のスタッフの穿刺技術は高く、しっかりフォローしてもらえるので安心してお任せしています。

いっぱい泣いたし、今まで生きてきた中で一番苦しみ、一番死を間近に感じながら過ごした1年間でした。
毎日笑顔で透析に来る沢山の患者さん達が、笑顔の下でこれほどの思いを抱えながら通ってきたのかと、初めてわかった1年間でした。
技士になって21年だけど、私は患者さんの何を見ていたのだろうかと、仕事をする上でも考え直すことが多かった1年間でした。

人生の晩年(って言い方は大袈裟かもしれないけどw透析患者になってしまったので残りの人生は延命してもらってるだけですから)になって、色々な経験をさせてもらえてよかったのかもしれません。

今は、導入当時ほど死ぬことが怖くはなくなってきました。
一種、諦めが出来て来たのだと思います。

とはいえ、まだまだ生意気盛りの、まだ15歳の息子を残して死ぬのは、母親としてあまりにも無責任だと思うので、せめて息子の成人までのあと5年は生きていられるように頑張ろうと思っています。