» 2013 » 10月のブログ記事

去年の今頃は、腎性貧血が限界まで進んでて(ちょうど11月に入った頃、epoの注射に通い始めましたけど)、目の前がクラクラクラクラ・・・
穿刺するために少し透析室内を歩いただけで、目の前が真っ暗になってしばらく目が見えなくなってたりしてたっけなぁ。。。

口の中がアンモニア味で、何を食べても味がわからなくて、このアタシ(風邪で熱発して39度以上あってもヘッチャラのアタシw)が、食欲が一切なくなり、何を食べても砂を噛んでるみたいで吐いてしまって、ゼリーすら食べられなくなってたっけ。。。

肺水腫の症状も出始めていて、階段の上り下りはもちろん、職員駐車場から更衣室までのわずかな距離が果てしなく遠く感じて、何度も休みながら歩いてたっけなぁ。。。(もちろん仰向けで寝ることなんてできなくなってた。)

あんなに苦しい思いをしながら、導入まで更に4カ月、よく粘ったものだわと今思えば感心しますwww

去年は11月に入った頃から一気に体調が悪くなり始め、まずは仕事帰りの夕飯の買い物が辛くなり始めたっけなぁ。(お店の中を買い物して歩くのが既に厳しかった。)
12月には夜間に尿毒症の神経症状(意識消失、10数分間にわたるてんかん様の痙攣発作など)も出始め、
毎年必ず作っていたお節料理も、いつもは25品以上作っていたのに今年は2~3品がやっとで・・・寂しかったっけ。
初詣に出かけたものの、駐車場から神殿まで全く歩くことが出来なくて、結局道沿いのカフェに入って休んでたっけ。

それが今は・・・
全く健康な時と同じ、とまではいかないけれど、長い距離でも難なく走れるし、家事も普通にできるし、Htも30%前後にまで上がったので目の前が暗くなることも皆無になったし、1日仕事をしても疲れなくなったし、多分日光東照宮の初詣も普通にできる(と思うw)

透析って本当に素晴らしい!!

何よりゴハンが美味しいものw(味がわかるって素晴らしい。)

透析という時間的制限があるけれど、尿毒症症状がMAXだったあのころを思えば、今は天国です。
透析ってホントに素晴らしい。
充分な透析を受けて、ある程度の自己管理さえしていれば、ほぼ苦痛なく日常生活を送ることが可能なんだもの。

以前の私は透析の仕事があまり好きではなくて遣り甲斐を感じることが出来なかったのですが、透析患者にとって透析がこれほど劇的に社会復帰を可能にしてくれる治療であるということを身をもって体感した今、透析の仕事に誇りを持てるようになりました。
透析患者にとって、透析は命を繋ぐ大切な治療なんですよねぇ・・・。(今更だけどw)

急性期の仕事は、目に見えて患者さんが回復し(しないことも多いけど)、緊張感あふれる現場で遣り甲斐をダイレクトに感じられるから魅力的だったけど、維持透析という仕事も、患者にとってこれほど生活の質を向上させてくれるものなのだから素晴らしいと、今となっては思います。

祝日もお盆もお正月もなくて、なんだかちょっと損した気分になることもあるけど、透析が無ければ生きていけない我々にとってはありがたい、そして大切なお仕事でもあります。
透析業務に携わっているスタッフのみなさま、いつもホントにありがとうございます。

日臨工の「CE志望者拡大プロジェクト委員会」というものがあることを知りました。
(そういうものが出来たことは素晴らしいと個人的には思います。遅すぎるようにも思いますけどw)
http://jacet.net/report/?p=82

私自身はCEの資格が出来た翌年に養成校に入り、養成校卒業者としては2期生にあたる、資格の黎明期から仕事をしてきた人間の一人です。

学校を卒業する時、求人があったので病院見学に行ってみたら(ちなみに現在はそこそこ有名な大学病院w)、地下の動物実験室でスーツを着て動物実験の仕事をしてて・・・(ぜんぜんCEの仕事なんかしてないじゃん!!大学病院でコレかよ!!w)と絶望したり、
歯科医院から求人がきてたり・・・(絶対歯科技工士と間違われてるよね?と思ったりw)
そういう時代に資格を取りました。

就職して現場に出てみれば、先輩はみんな現任者(学校を出ていなくて、講習会だけで資格を取った人達)で・・・電気の交流と直流の区別もつかない人達が上司だったりでw(乾電池使った装置で感電の危険について質問された時には卒倒しそうでしたwwwアタシも文系で電気得意じゃないけど、でも現任者ってこんな程度でも資格取れちゃうんだ、アタシはこの程度の人達と同じ資格なんだって絶望した2●歳の春でしたw)、透析のことはそこそこ詳しかったけど学術的なことを追求する姿勢が皆無、経験則に基づいた意見は強く主張するけど根拠について尋ねるとしどろもどろ、学会に参加したいというとイヤな顔をされw・・・

そんな時代から歯を食いしばって仕事をして来ました。

元々黎明期から仕事をしていたので、知名度が低いこと、社会的地位が低いこと(同じ国家資格なのに看護師から看護助手扱いされたり下に見られたり・・・)、診療報酬に基づく雇用規定が無いため院内での立場が弱いこと(所詮居ても居なくても病院の収入には大した影響はなく、だから力も弱い)、等には慣れていましたが、でも20年経っても状況があまり変わらないことには絶望していました。

仕事を続けて20数年。
その間、結婚して出産して子育てをして、アタシ自身も透析患者となった訳ですが・・・

息子もそろそろ将来の進路を真剣に考えなければならない年頃になってきました。

その私の息子に、CEを目指させたい、息子がCEになりたいと言い出したら応援してあげたい、とは正直全く思いません・・・www
息子が万一CEになりたいと言い出したら、全力で止めて辞めさせます。
親として絶対に賛成できません。
名称独占でしかないこんな資格を取るくらいなら、業務独占のある看護師にでもなった方がずっと将来色々つぶしが効くし、生きるのが楽だと思うから…。(あくまで私個人の考えですけど。)

現に、40歳をとうに過ぎた私自身、現在は透析患者にまで身を落としておりますが、それでも仕事を辞められないのは、こんな年でこんな体で仕事を辞めたら、簡単に再就職はかなわないということがわかっているからです。
多分私が看護師だったら、もっと簡単に再就職が見つかるし、就職先の選択肢も多いので、今の病院は辞めていたと思います。。。(体を大切にしたいですからねぇ・・・。)

なので、将来何があるかわからないこんな時代に、大切な我が子を新卒(orせいぜい30歳以下)しかマトモな再就職先のないこんな仕事に就かせるのはあまりにもリスキーだと、私自身は思うので、とてもじゃないけどヨソサマのお子さんにお勧めするのは気が引ける次第です。。。w

ま、現場の我々がこうやってお手上げ状態で諦めて投げだしちゃったらお終いなんでしょうけど。
(でももう何もかも遅すぎる気もするしな・・・。)
とりあえず、どうせお金を手間をかけるなら、我が子はもっとマシなお仕事に就かせたいと、親の私は思うのであります。

自分が透析患者でありながら透析業務をしていると、デメリットを感じることの方がはるかに多いのですが(透析による時間的拘束が特に。透析日は絶対に何があっても残業できないなど)ひとつだけ、良かったと思うことがあります。

それは、自分の体で実際に体感して色々と試せることですw
(それから、患者さんに反論されても、自分の体験をもとに治療の有用性を主張できるために聞き入れてもらいやすいこと。「透析していないお前に何がわかる!」というセリフを吐かれないこと、くらいでしょうかw)

私は普段は夫が勤務する病院のサテライトクリニックで透析を受けているのですが、今回事情があって、臨時で自分の勤務する病院で透析を受ける機会がありました。
なので、以前からやってみたいと思っていたオンラインHDFに挑戦してみたのでした。

オンラインHDF

で、その感想。
これまで(自分が透析患者になるまで)HDFは循環器系への負担が少ない治療だということは理論上では知っておりました。
ですが、正直半信半疑でした。
(HDFだって血液はウオッシュアウトしてる訳だし、HDだってやってる訳だから浄化効率としてはそれほど大差は無いだろうと思っていたし。。。)

ICUでCHDFを回していた頃も、正直CHDFだろうとCHDだろうと、循環動態はそれほど差が無かったように思っていました。
(1人で回していた頃は、ずっと病院に泊まりっぱなしではいましたが、時々心カテなどが入って数時間ICUを離れなければならない時などは、置換液切れを防ぐためCHDFをCHDに切り替えてました。それでも特にバイタルに変動があったことはありませんでした。)

が。
一昨日のOHDFを体感して、その概念は一気に覆りましたw

私は循環器系に疾患があるためにEFが低く(30%台前半)HD中はHRが120以上になったりして、結構体感でも苦しい思いをしております。
5時間で、除水を少なめに抑えても、とっても苦しいのです。

ですが、今回のOHDF中はHRがずっと90以下、体感的にもとても楽で(除水量はいつもと一緒でした。むしろ透析中に飲み食いする分を足したので、普段より若干多めだったくらいですw)とても驚きました。
しかも、時間が無くていつもより1時間短い4時間で終わらせたため、時間除水量としてはいつもより多いくらいでした。

なのに、いつもみたいに胸がドキドキすることも、血圧が下がることも無く、もちろん気持ち悪くなることも無く・・・なにより、毎回透析後半の頭痛に苦しめられていたのですが、OHDFではそれも一切なく。
(ただ、頭痛に関しては、当院は無酢酸のカーボスターを使用、夫の病院では酢酸入りのサブラッド使用であるため、この影響も捨てきれず何とも言えませんが。)

オンラインHDFって素晴らしい。
今回は初めてだったので32リットル置換と少なめ控えめでやった訳ですが、それでもこんなに違うものなのだと実感しました。
今度機会があったら、90リットル以上の大量置換のオンラインHDFに挑戦してみたいかもw

ちなみに夫の病院ではオンラインHDFが可能な装置が無いため、やって欲しくても出来ませんw(すごく残念。)
オフラインの普通のHDFは、当県は保険で切られちゃう為に8リットル置換が限界です。(夫の施設でもHDFは可能です。)

8リットルじゃぁなー・・・w
やってもやらなくてもそんなに変わらないよね?www

夫は、オンラインHDFには懐疑的なので(安全性に疑問だそうで)、夫の病院ではオンラインHDFを始める予定はまずないだろうしなぁ。。。

あんなに楽ならやって欲しいなと思ったりもするんだけど、残念です。

死ぬことは怖くない。
だって死ぬ前には、マスクメロン1玉食いと、バケツに入った氷水をお腹一杯飲ませてもらえる約束になっているから・・・www

早く臨終になって、メロンをお腹いっぱい食べて、お腹タプタプになるまで水をがぶ飲みしたいなぁ。。。
それが出来たら心残りは無いわw

早く死にたい、とまでは言わないけど、早くメロンをお腹いっぱい食べたいw(あと1回だけで良いから、カリウムと水分気にしないで飲み食いしてみたいw)

医療従事者の立場からすれば、透析が2日開いた週明け1発目の透析前のデータを診ることは、一番状態が悪い時のデータとして状態を把握するのに参考になるので、ベストな選択だと思います。

が。

患者の立場から言わせてもらうと、これは非常に迷惑www

私はフルタイムで働いていて、平日夜間に透析を受けています。
そのため、例えば息子と外食に行ったり、友達や家族とプチ旅行に行ったり、という予定は全て週末に入っています。
平日はそのような時間はとれませんし(透析日は、仕事の後に5時間透析をしているので、自宅に着くのは深夜0時過ぎ)、透析日以外の平日は、透析日に残業できない分、持ち越した仕事をこなしているために遅めの帰宅となり、外食したり買い物に行ったり飲みに行ったりする時間的余裕はありません。

そんな生活のため、全ての予定は週末に入っているのです。

普段可哀想な思いをさせてしまっている息子が「焼肉に行きたい」と言えば連れて行き、
平日は2時間くらいしか顔を合わせていないためロクに話もしていない夫とゆっくり話がしたくて、週末は日帰りで旅行に行ったり温泉に行って車の中で普段離せない分沢山話をしながら、ついでに美味しいものを食べて帰ってきたり、
滅多に会えない友達や、実家の妹や母と買い物に行ったり食事に行ったり・・・

正直、週末は平日にたまったストレスを開放したり、平日何もできない分を取り戻したりする大切な時間なのです。。。

その週末明けに採血をされるのは非常に都合が悪いwww
だって、釜揚げシラス丼を食べに行っちゃったり、岩牡蠣食べに行っちゃったり、焼肉食べたりしてる訳ですから、当然リンは跳ね上がりますwww
(ちなみに平日はガッツリ節制しています。当然ですけどね・・・w)

このため、週明けの採血はリンがビックリするくらい高い訳です。。。
普段はキッチリと計算してリン摂取量を抑えているけど、週のうち1日くらいはリンが高い日は出来ちゃいます。
悪いけどアタシ、定年退職して家にいる訳でも、専業主婦しているわけでもない、普通に社会生活を送っている労働者なんだもの、たまの週末くらい好きなことをしたいし、楽しいことをしたいし、美味しいものだって食べたい。
採血のためだけにその予定を反故にするなんて絶対イヤだし、そんなことしていたらストレス溜まって早死にしちゃうw

そのため、アタシの採血結果は(リンだけですけどw)とても悲惨です。。。orz

医師には怒られますけど、普段キッチリ摂生しているので(現に平日の採血で透析前のリンが4を超えることはまずないです)気にしないようにしています・・・w(ダメな患者~w)
ま、医師からしたら投薬コントロールしにくいからそういうことは止めて欲しい、という意見なのでしょうけど、透析だからって何もかも全ての生活を犠牲にして、何の楽しみも無く生きなければならないってことも無いだろうって思うんですよね・・・ちゃんとガッツリ納税してるしね。(自分の透析代くらいは年間納税してますw)

そんなわけで、自分が患者になってからは、患者さんのデータを診る時も、あくまで1週間のうちの1部の状態を反映したものであること、その患者さんの生活背景・社会的状況を鑑みながら注意を払うようにしています。
ただし!カリウムだけはたった1回であろうと高ければ厳しく注意するようにしていますw(カリウムは1回だけであろうと何だろうと、即生命の危機に直結しますからね・・・。)
ちなみに私はまだ血清カリウム値に関しては透析前でも5を超えたことはありません。それだけはしっかりコントロールするようにしています。(これが結構辛いw 生野菜も果物も大好きなので・・・。)
リンが高い牛乳なんかは元々大嫌いだから飲めなくても一向に気にならないんですけどねぇ・・・w

先日は、超甘くてトロトロのマスクメロンを息子たちのデザートに出してあげたのですが、アタシは小さいもの1切れで我慢しなければならず、死ぬほど辛かったなぁ・・・w(死ぬ前にマスクメロン1玉食いをしたいw ついでにバケツで水もがぶ飲みさせてもらおうw)