» 2013 » 2月のブログ記事

私のシャントは何でもない血管で、内腔も太さも充分、失敗されるような血管ではないと思っていたのですが・・・素人同然の技術しかない准看護師にとっては難しい部類に入ったらしくw転院初日から失敗され、漏れちゃったらすぐ針を抜いて止血すればいいのにグリグリいじくりまわしてしまって・・・
というのを2日連続でやられてしまい・・・w
返しの血管が潰れかかっています。

太くて浅くて良い血管だったのに・・・orz

漏れまくって弄られまくったせいで、内腔は肥厚してしまい、クセのある血管に変貌しました・・・。

要するに血管をダメにされちゃったんですが、現在まだ取りと返し1か所ずつしか発達していない私の未熟なシャントは、潰されかかろうが難しくなろうがそこしか刺す所がないので、そこで頑張るしかありません。。。

以前はその2か所どちらでも血流が取れていたのに、看護師に失敗されて潰されてからは取りとして使うこともできなくなり・・・(血流、100も取れなくなりました。。。)

ホントに訴えてやりたいんですがw
てか、中卒でもなれるような「准看護師」みたいな資格を、人の生死に関わる医療の現場に出すってどういうつもりなのよ!!と怒りでいっぱいですが・・・やられちゃったものは仕方ありません。
とりあえずどうにか、他の場所が発達するまではそこでやるしかなく・・・

でも、またあの下手糞准看護師が腕試しの針刺しに来ないとも限らない!!(今度失敗されたらホントにこの血管、刺せなくなりそう。。。)

なので、最終手段として、夫に針刺しをしてもらってから病院に向かうことにしましたw

(アタシは失敗されても何度かチャンスを上げたのよw なのに、毎回その失敗する看護師が針刺しに来るんだもん、もう仕方ないよねwwwつか、あの病院の管理者何やってるのさ!誰か止めろよwww)

夫は透析経験22年。
アタシとは比べ物にならないベテランですw
職場でも、若い子たちが失敗して歩いた難しい血管の針刺しのフォローばかりしているらしくて、結婚前一緒に働いていた時から夫は針刺しが上手な方でしたが、今でも技術は信頼できると踏みました。

で、刺してもらったんですが・・・

転院前の良い血管を知っていた夫は、すっかり潰されてダメになったシャントを見てガッカリ・・・。

(ホントあの失敗しまくった准看護師、怨むわよ~w)

難儀しながら何とか血管に針を入れてくれました。

その後透析開始になったのですが・・・いつもは開始後1時間くらいから血管痛が酷くてどうしようもなくなるのに、今回に限って全く痛くない!!!www

あんまり痛くないので、どこかで針が抜けてるんじゃないかと思って、何回も静圧を確認しちゃいましたw

夫はいつも、帰宅後に血管痛が酷いと愚痴るアタシの話を覚えていたみたいで、血管壁に当たらない絶妙な場所に針を入れてくれたみたいです。
いつもはボーっとしてアタシの話なんか聞いちゃいない(ように見えるw)夫なのに、さすがと思って見直しましたw

家庭透析を始めるにあたり、もちろん自己穿刺ができることが大前提なんですが、我が家の場合は多分有資格者の夫に刺してもらうことが多くなるだろうと思うのですが、夫の穿刺の技術の確かさに安堵しました。
透析患者の透析に対する苦痛やストレスの大部分は、穿刺に起因するものが多いように思います。
その穿刺のストレスが亡くなるというのはとても大きく、早く家庭透析になりたいと心から思いましたw

私はもうすぐ41歳になりますが、透析導入になりました。
出産を機に腎臓を悪くしましたが、出産自体は命に代えても惜しくない経験だったと思っているので、後悔はありません。(でも、こんなことになるのならいっそあの時死んだ方がマシだった・・・と思う時もまだありますが、可愛い息子をここまで育てられたのですから、そんな事を言ったらバチが当たりますね。)

私の父は37歳でこの世を去りました。肺ガンでした。
病気が解ってからわずか3カ月で、あっという間に死んでしまいました。
死にたくなかっただろうと思います。私が親になってみて、尚更そのように感じます。
父が亡くなった時、私は中学1年、弟と妹はまだ小学生で、妹はまだ8歳でしたから余計に。。。

透析導入になって思うのですが、基本的に私の現在の人生は「余生」です。
透析しなければ1週間程度で死ぬでしょうし、透析をしても健腎者ほど生きられないのは間違いないですし、というか透析患者の予後はとても悪く、数値的には転移性がんの患者より悪いことも知っていますから・・・。
下手したらあと数年、いや、もしかしたら年単位なんて生きられないのかもと思うこともあります。

透析になった時の喪失感、慟哭は、当初予想していた以上のものでした。
ずっと覚悟してきたことであっても相当辛く、耐えがたいものでした。
いっそこのまま透析をやらずに死んでしまいたいと、半分本気で思うこともありました。
サラリーマンの平均年収に匹敵するほどの高額医療費がかかる透析治療を、月々わずかな額(私の場合、入院で2万円、外来で2万円がそれぞれ上限となり、ひとつの病院に通院していれば、同月内に入院と外来でかかっても4万円が最高限度額)で医療が受けられることをありがたいと思うと同時に、私自身、こんなに社会的にお荷物になってまで生きる価値がある人間なのかと思うことも多く・・・どうにも割り切れない思いを抱えながら日々過ごしているのが正直なところだったりします。

こんなとき思うのは、私より4歳も若い時に逝ってしまった父のことで・・・多分父は死にたくなかったろう、石にかじりついてでも生きていたかったろうと思う一方で、あっさり数か月の苦しみで楽になることが出来て羨ましいと思ってしまうダメな自分もいます。
父がこんな私の気持ちを知ったらさぞかし怒るだろうと思いますが、死にたいのに死ねないのと、死にたくないのに死んでしまうのはどっちが不幸なのか判らない今日この頃です。。。

もちろん、息子のことを考えたら安易に「死」など口にはできないし、今後の息子の人生観を狂わせかねないような、親として私が自暴自棄になっている姿など見せる訳にはいかないと思っているので、精神力が続く限り生きることに意地汚くならなければと思うのですが、その一方で「もういいじゃない、もうやめようよ」と思う自分も時々顔を出し・・・葛藤しています。

透析患者のサイコネフロロジーについて、実体験を重ねながら学んでいる最中の未熟者のアタシです。
いつか何もかも諦めて悟って、こんな気持ちだったと導入初期の頃を笑えるようになりたいと思います。

先日のお休みの日に、家庭透析導入の打ち合わせをするためにとある透析クリニックに夫と一緒に向かったのですが(夫は介助者の為)、そのクリニックに行く道すがら、とても美味しいハンバーグ屋さんの前を通りかかりました。
夫と結婚する前から通った、馴染みのハンバーグ屋さんです。
お肉は生でも食べられるほど質が良くて美味しくて、そのお店の看板メニューは半生の牛100%のあらびきハンバーグなのです。
しばらく尿毒症で味が解らない生活をしていたアタシは、久しぶりに食べたくなって、透析があるというのにお店に入ってしまいましたw

そのお店は、ハンバーグを頼むと、ライス、十穀米、お味噌汁、スープ、サラダ、おかず類(きんぴらや取りそぼろやお浸しなど)が食べ放題というステキなシステムで・・・お腹がペコペコだった私達夫婦は、それはもうメインのハンバーグが入るのか心配になるくらいガッツリと食べちゃったのでしたw

健腎者の夫はともかく・・・
アタシは透析患者なのに・・・orz。

ヤバいだろコレってくらい、たくさん食べました。
パンも(ミニサイズでしたが)2つ食べたし(だって、パンはもちろんバターがおいしかったんだもんw)、キャロットスープも美味しかった。サラダも、オクラのお浸しも、きんぴらも、何もかも美味しくて全部食べちゃいましたw

バカだアタシ。
またやってるよって思いながら、自我崩壊w
メインのハンバーグが運ばれる頃には、既にお腹はいっぱいwww
(でもハンバーグも食べましたけどねw)

帰宅後・・・恐る恐る体重計に乗ると・・・1kgも増えてましたw
そのまま透析だったので、増えたまま行きましたが、さすがに全部引くのは足が攣りそうで怖かったので400残してもらいました。

私の通う透析病院は、夜間透析は22時に完全帰宅(患者はもちろんスタッフも)となります。
ので、私は普段17時まで仕事な訳ですが、定時まで仕事をして透析に向かうと、透析時間が充分に取れません。(強制的に回収となるので、目いっぱい回してもらっても3.5時間です・・・。)
データからするとホントは4時間透析なのですが(中1日でクレアチニンは10超えちゃうし)、仕方ありません。
家庭透析までは、施設透析の不十分な透析時間で乗り切るしかないと思います。

フルタイムの仕事をしながら夜間透析、というものの限界を、こういう面からも感じざるを得ません・・・。
まあ、元々それでなくてもとんでもなく高額な医療を、月数万円の自己負担で受けられている訳ですから、贅沢言ってはダメなんですけどね。。。死なないだけマシと思って感謝しなくちゃね!

また今回も針刺し失敗されちゃいました・・・。
前回失敗した看護師と同じ人にです。

これは私自身が針刺しをする側の時にも思うのですが、相性ってありますよね。
なんでもない血管の人でも、何故か相性が悪い時もあるように思います。
(まあ上手な人はそういうこともないんでしょうがw)

前回の穿刺で、新卒の新人君が上手に1発で刺しているのを見たその看護師(前回失敗済みw)は、プライドがくすぐられたのかもしれませんが、また今回針刺しにやってきました。他にいっぱいスタッフはいるのにwww

心の中で、「アンタはもう来ないで~~~!!!」と思うのですが、まだ口に出せるほどふてぶてしい患者ではないので言えず・・・orz

しぶしぶ腕を差し出しますw

(表面上は超普通で、とってもフレンドリーに世間話しながら、ですw ああアタシのバカバカw)

透析室によくいる、「アンタには刺されたくない」とはっきり言える患者さんが羨ましい今日この頃ですw

で。
表面上はフレンドリーですが、内心ドキドキの嫌々なわけですw
だってアタシ、普段は仮にも針刺し指導する側の人間よ?
刺すヤツの手つきや刺し方を見れば、だいたいの技量は解ります。
その看護師は私と同年代なので経験年数は同じくらいみたいですが、世の多くの技士さんはお分かりかと思いますが、針刺しって経験ももちろんあるけど、センスが大きいんですよね。
ダメなヤツは何十年やってもダメっていう。。。
その看護師の前回の手つきからすると、アタシの長年の技士としてのカンからすると、明らかにコイツはダメなタイプwww
(そして無駄に経験年数は長いから、周囲の助言も聞けないし、学ぼうという姿勢も薄くなってるから成長も見込めないタイプという・・・。)

ああ。
なんで来るのよ?
アタシの腕で腕試し(というほど難しいシャントでもないんだけどさw)しないでよ!!
前回新人君が刺せたから、今回成功しないと気が済まないのかしら??
ああ、アタシのシャントでプライド満たすのは止めて~~~!!
マジで傷害罪で訴えちゃうからw

などと思いつつ大人しく刺されていると・・・前回と同じくV側に鈍い痛みがw

「あ~~~・・・また漏れたなw」

と思っていると・・・その看護師、普通に回路接続し始めるしwww

ん??ん???漏れてない?痛いんだけど大丈夫??

と思ってるうちに・・・普通にポンプ回し始めるし・・・www

イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイよ~~~~~~~~~!!!(注:心の叫びw さすがにオトナなので口にはせずw)

「ちょっと痛いんですけど漏れてません??」
と言いつつ、V側の回路、右手でクランプしちゃったwww(だって痛かったんだもんw)

「あ、ホントだ~~~!漏れてるぅ~~~!!」

とその看護師・・・orz。

漏れてるぅ~~~じゃねーよ!!張り倒すぞコラ!!!w
内心怒りでいっぱいだけど、手が痛くてさすがに看護師を殴ることは出来ずw(冗談ですw)
てか早くココに鉗子かけろやコラ!!w
アタシが手でクランプしてるんだぞコラ!ババァ早く何とかしろやw
(もう心の中の声はめちゃくちゃ汚いしw)

これがアタシの指導してる新人だったら、間違いなく後ろから張り倒すけどな~w
ヨソサマのスタッフだし、見る限りアタシがお世話になってる透析施設ではベテランさんの部類に入る人みたいだからなぁw

にこやかに、「もう来ないでもらえます?」と言えたらどんなに楽だろうか・・・w
(言えない小心者なアタシ。)

ああ、また腕がパンパンだよぅ。。。
やっと治ったのに、また青タンになってるんですけどw
もうホントにこの施設のスタッフには針刺しやらせたくなくなってきたぞw

穿刺の失敗って、スタッフ側からすると大したことのない部類に入る仕事上のミスですけど、される側の患者からしたら、失敗したヤツの一族を末代まで祟っても余りあるくらいw(さすがに大げさ?w)苦痛の大きいことなんですねぇ。。。
失敗はやむを得ないとして、その後の対応ってホントに大切だと心から思います。
漏らしたらすぐに針を抜き、大きく腫れさせないこと。(弄り倒すなんて論外w)
失敗したあとは誠心誠意謝ること。
相性が悪い患者さんは出来る限り避けること。(穿刺難易度が極端に高く、誰が刺しても成功しにくい人ならまだしも、そうでない相性と思われる問題の場合は、なるべくその患者さんは避けてあげることも思いやりかと思います。)

穿刺って、透析患者にとって一番の苦痛で一番のストレスです。
(穿刺が辛くて透析がイヤって気持ちになる人も多いと思います。)

想像してください。あの太い長い針を外されて、真っ青に晴れた時の苦痛を!!
シャントがあるから神経が鈍くなってるかと思ったら大間違いですよ、スタッフのみなさん!!
痛覚は皆さんと同じように存在し、苦痛はシャントのない皆さんと同じです。
あんまり失敗しまくっているスタッフは、自分の普通静脈にあの透析の針を2本刺してみればいい。
ついでに血管から外して、そこに生食100ccくらい注入してみれば、患者の苦痛がどれほどかわかるのではないかと思います。

どうか、患者の痛みに心を寄せてくださいね。(無理でしょうけど、その姿勢を持つことは大切だと思います。)
穿刺技術の向上は、患者の苦痛に心を寄せることから始まると思います。

当院の透析液供給装置が耐用年数を超えていたのですが、その入れ替えが今日明日の空き時間を利用して行われており、所属長のアタシは立ち会いをしております。。。

土曜日の透析のクールが終わってから旧型の供給装置を撤去し、その後配管ラインも全てお取り換え。(作業はメーカーさんと工事業者さんがやりましたけどw)
アタシはただ、何かあった時の為に控え室で待ってるだけなのですが・・・これってダメねw
一応仕事だけれど、患者さんの前に出る仕事じゃなくて、控え室で待ってるだけの仕事だから・・・待ってると水飲んじゃうwww

(今時期は寒いのであったかい紅茶とかお茶ばかりですが。)

透析導入前のつもりで、「みんな帰っちゃうと暖房も切れるから寒いわぁ~」とか思いながら、紅茶をゴクゴク・・・。
そうこうしているうちに夜も更けて、お腹がすいてきちゃって、手持ちのお味噌汁をゴクゴク・・・w

お味噌汁がまずかったのか、飲んだ後喉が渇いて、ロビーの自販機でミネラルウォーターを買ってゴクゴク・・・www

やっと作業が終わって、帰宅する頃ちょうど夫も仕事が終わったというので、一緒に帰りながらお夕飯を外で食べて・・・orz。

家に帰って恐る恐る体重計に乗ったら・・・

キャーーーーーーーーーーーーーー!!2キロも増えてるーーーーーーーーーーーーーー!!!(当たり前だw)

ヤバイヤバイヤバイヤバイ・・・まだ週末で、次の透析まであと2日もあるのにヤバいぞ!!
このまんまじゃ、ウチの患者さんの管理が悪い連中と同じ、5キロ増も目前だwww
あーーーーどうしよう・・・・・。
何とかしなきゃ。
「あした、供給装置の入れ替えの立ち会いの間、空いてる個人機でECUMしちゃおうかな~・・・」などと悪い考えが一瞬よぎるwww
いかんいかん、そんなことしちゃダメだ。でも何とかして体重減らさなきゃ。

ってことで、帰宅後(0時過ぎてたんですけどw)急いで半身浴を開始。。。

防水のスマホ持ちこんで、念のためクラッシュアイスをコップ1杯分持ち込んで・・・
1時間ほど、半身浴してました。夜中にwww
勿論入浴中はずっと、汗ダラダラでしたw
(半身浴だけじゃアレなので、念のためシャワーヘッドにミストサウナを繋いで、お風呂場をミストサウナにしてましたw)

お風呂から出て、恐る恐る体重を計ってみると・・・

ナイーーース!!1kgも減ってる~~~♪(心不全なんだからもうバカなことはやめろって・・・アタシw)

ってことでホッとして、無事3時過ぎに床に就きましたw
でも・・・寝てる間も汗が止まらず・・・パジャマがびしょびしょになって着替える羽目に・・・w

翌朝。
再度体重を計ってみると・・・ぴったりDWでしたwww(どんだけ寝汗かいたんだw)

素晴らしいぞ半身浴w
てことで、セルフ除水完了w
(ちなみに私は高温のサウナに入ってもクラクラしてしまって、汗が出るほど長時間入っていられないんです。。。昔から、健康な時から自宅の浴室で半身浴やミストサウナ、健康ランドなどで温度低めの岩盤浴をしてますw)

今日と明日は気をつけますw(と毎週同じことを言ってる気がするわ・・・呆)

シャントって、造る時は一定期間動かせなかったり、力が入れられなかったりするものの、傷口が安定してしまえば特に影響はないものと思っていました。
自分の手にシャントが出来るまでは・・・。

私の左手にシャントを作ってから1カ月ちょっと経ちます。
術後3日目から普通に仕事をして来ましたが、術前から比べて大きな違いを感じます。
というのも、すぐにシャント側の手が攣ってしまうのです・・・。

お皿洗いをしながら、左手にちょっとの間力が入っているような状態の時、
会議に使う資料を印刷して、何部かずつ綴じる作業をしている時、
そんな、日常の何気ない作業をしている時でも、シャント側の手(というか作成部位のタバチエール付近:親指のあたり)が突っ張ってしまって動かなくなってしまうのです。。。
血流が足りないのか、左手を使うちょっとした作業を連続して行っていると、吻合部から先が白く変色してきて、冷たくなってしまうのがわかります。
(なので、そういう時はお湯に手を入れて温めるのですが・・・一度攣り始めると、少し温めたくらいでは治ってくれないので辛くて困ります。)

お皿が洗い続けられないのは辛くて不便です。
(食器洗い乾燥機はあるけど、メンドクサイから手で洗った方がいい時も多々あるしねぇw)
資料作りくらいなら部下に頼んでお願いできるけど、人に頼めない細かい作業なんか、不便だなと思ってしまいます。

シャントがあるってこんなに不自由なんだと、改めて思っています。

シャントの為に重いものを持つなとか、そういうのは迷信だと思ってましたw
長時間血流を遮断するようなことをするならまだしも、重いものを持つくらいのことでシャントが潰れるかい!と思ってましたw
実際、私はシャント作成後も普通に重い透析液原液とか透析液パウダーの箱を持って歩いてますけど、シャントは潰れてません。(むしろ、「よく発達した良い血管ですね」とほめられますw)
ですが、それ以前の問題で、血流が足りなくなって、シャントを作る以前と同じような作業はやり続けられないんですね。。。

このことを患者さん達に愚痴ってみたら、
「でしょう~~~??私なんてシャント作ってから、重いもの運んだり手を使い続ける作業なんか全部娘に頼んでるわよw」
っておっしゃる方が多数。。。

娘さんがいらっしゃる方は良いですよねw
ウチには、思春期男子しかおりませんので気軽に頼めませんw
(頼めばやってくれるだろうけど、そもそも普段は自室に篭りっきりのことが多いので、アタシと顔を合わせること自体が珍しいしw)
まあ夫に頼むけどさ~・・・夫なんか、同業者のせいか無駄に透析慣れしちゃってるのが幸か不幸か、
「シャント作ったくらいで大げさに騒いでるんじゃねーよ」
くらいの認識しかしてくれてないので、頼むのはイヤですwww

ええ、シャントの傷口なんか3cmくらいですよ。
でもね、その影響ったらメッチャ大きいんだから!!
なんならお前もシャント作ってみろや!!と、腹が立って心の中で思いますけど口にはしませんw(オトナだからw)
どうせ健康な人にはわからないもんね~・・・。
そうやって一生、解ったようなフリしてればいいさ。
透析室のスタッフも、夫も(まあ夫も透析室のスタッフなんだけどw)、結局はコレだよねw

そんなわけで、シャントがあると結構不便です。
そのうち慣れるのかなぁ・・・?

誰がって、アタシなんですけどねw

先日、夜間透析のできる病院に転院しました。
そのうち在宅透析に移行するつもりですが、まだDWも決まってないし、透析始まって2週間くらいで安定していないので、まずは施設透析で様子を見て・・・と思って夜間透析を始めた訳ですが。

導入病院は、何の問題もない良い病院でしたw(だってちゃんと評判調べて通ったしねw)

でも・・・夜間透析はやってなかった。
仕方なく、近所の別の病院に転院したんですが・・・問題が・・・。
室内の散らかりとか、スタッフの質に不安を覚えたのでしたw
まず、看護師が全員准看だしw
大丈夫なの?これで。
まあ資格じゃないけど、見るからに雑でいい加減な仕事ぶりなんですが。。。

で、アタシの穿刺。
最初に血管見た看護師@準看が、「え~~~?なんか血管細くない?大丈夫?これ。スリルもないよ~」
って・・・www
その看護師がスリル診てたのは肘のところなわけですが(穿刺の跡があったからw)、でも吻合部はずっと下のタバチエールよ?w
タバチエールで吻合してるのに、そんな上の方でスリルなんかあるかい!!w
「音も聞こえな~い!」って・・・w
だからタバチエールで吻合してるのに、そんな所まで音がする訳ないでしょwwwwww

大丈夫この人?
てかシャントの知識あるの?

内心不安でドキドキしながら腕を差し出したら・・・案の定失敗するしwww

あのう・・・アタシのこの血管、駆血したら直径1cm以上あるから、多分新人でも刺せるはずですけど?
どうやって外したんでしょうか?w
(もちろん、若いからwちゃんと張りもありますwww)

「あれ?あれ?」と言いつつ、一回抜いた内筒をまた入れ直してグリグリやるから漏れて腫れるし!!!w
(そもそもこの血管外すような下手糞なヤツが、また内筒入れてイジったって入る訳がないでしょ!w血管走破の感覚がわからないニブチンってことなんだからさ~w)

もう痛いのなんの。
痛みもそうだけど、せっかく発達した血管が漏れてパンパンでつぶされそう。。。
(これで潰れたら傷害罪で訴えてやりたいマジでw)

とにかく、あり得ない外しっぷりで超ムカついたので(失敗は仕方ないにしても、外したらさっさと抜けよ!弄り倒して腫れさせるんじゃねぇよw)次の透析からは自分でルート確保して、ヘパロックして透析に向かいましたw

超嫌な患者~w

でも、これで何度も失敗されてシャント潰されちゃったら、泣く思いするのはアタシだからね。
自分の身は自分で守ります。
もうあの病院のスタッフに針刺しはさせないわw
(昨日行ったらなんか先生が来たんだけどw先生が刺すほどのシャントでもないでしょw)

それにしても今どき総合病院(てか地域中核病院を名乗るそこそこの規模の病院)なのに、スタッフ全員準看ってどうなの?
ダメでしょ、あれ。
透析室のCEもみんな若くて、アタシの確保してある針に、そのまま回路繋ごうとして先生に怒られてるしさ~w
(いくらヘパロックしてあるって言っても、最初シリンジでコアグラ引くくらいのことはしてくれないの?w)
大丈夫なのかな?あの病院w

外は真冬の寒さですが、氷が美味しいアタシです、皆様おはようございます。

私が新卒で初めて配属された透析室で、透析患者さんを最初に見た時、いくつか受けた衝撃があります。
穿刺の針の太さと長さ、それに、寒いのに氷を舐めたがる人の多いこと!w
不思議でしたが、自分も透析患者になった今なら理由がわかりますw
氷は、水をがぶ飲みしないための大切なアイテムなんですね。

透析導入前は寒がりで(今も寒がりですがw)、この時期に冷たい飲み物はほとんど口にしなかったアタシですら、導入後は体重増加を抑えるために、口の渇きを感じたら氷を舐めることを実践しているのですから不思議なものです。(寒いけどねw)

先日受けた心エコーの結果ですが・・・

除水する以前は、EFが20%前半まで落ち込んでいたアタシの心臓ですが、15キロほど除水した今は45%まで回復しました。
透析ってホントにスゴイw
どうりで息切れしない訳だわーw
それでも、全体的に動きが悪い(要するに心不全)という所見は変わらず出てますが・・・まあ一時あれだけ心機能が落ちてて心臓に負担をかけ続けていた訳ですから、仕方ないでしょう。
現在の心機能を考慮してもアタシ自身はそんなに長生きは出来ないかもしれませんが、10年生きることを目標に(せめて息子の成人は見届けたいぞw)頑張って自己管理していこうと思います。(と言いつつ先日酒を飲んじゃったりしてる訳だけどw)

働いていると、どうしても避けて通れないのがお付き合い・・・。
アタシも昨日、透析導入後初の宴会(正しくは接待w)に出席しなければならなくなり、お断りできる宴席ではなかったので出席してきました。

ちなみにその宴席には、同じ地域の病院に勤務する夫も招待されていましたw
(「監視付きかよ。チッ!」と思ったのは内緒w)

宴席ですから、まるきり飲まないという訳にはいきません。(と言い訳しつつ飲むw)

アタシはもともと、お酒が大好き♪
特に日本酒とか焼酎とかw
(ビールは昔から苦手でした。甘いカクテル類も、焼酎を炭酸で割ったチューハイも好きじゃありませんw 焼酎ならお湯割りかロックねw)

ですので、宴席で飲まないというのは大変な苦痛・・・。
はなから飲まないつもりはありませんでしたけどw

でも、ジョッキのビールを飲んでしまうと、それだけでとんでもない量になってしまうので、乾杯の際の最初の一杯からいきなり日本酒を貰って飲んでましたw

日本酒は、たいてい1合単位で出てくるので、1杯飲むとしても180mlで済みます。
大して、中ジョッキは一般的に1杯が350~500mlの量になります。
(万一お酒を飲まず、ソフトドリンクだけのつもりでウーロン茶などを注文した場合も、1杯の量が300ml前後になります。)
今回はビール好きな夫が同席していたので、最悪は最初の乾杯のビールを1口だけ口にしたらあとは夫に上げてしまう、という手も使えたのですが、夫もアタシが口を付けたあとしばらく放置した(ぬるくなった)ビールなんて美味しく飲めないだろうし、1杯飲みきる前に日本酒頼むのもお行儀が悪いし・・・と思って、最初から、

「スミマセン、わたしビール飲めないので、最初から日本酒行っちゃっていいですか?」

と断ってから日本酒で乾杯しましたwww
コレだとたいてい、その場に何人か居る「ビールより日本酒(焼酎)党」の人が喜ぶし、場の雰囲気も壊さずに大量の飲水から免れることが出来ますw

てことで、最初から美味しい日本酒を頂きましたwww
隣の夫に睨まれながらチビチビと・・・w

美味しいおつまみを楽しみながら(あん肝や白子ポン酢、筋子おろし、たらの煮つけなどを一口ずつくらいですがw)日本酒をおかわりwww(おかわりしたのかよwww)
自我が崩壊しそうになるのを必死でこらえながら、2号飲んだところで止めましたw
飲んだ後のラーメンは我慢しましたw(当然w)

帰宅後は念のため半身浴にいそしみ、汗をたっぷりかいてから就寝。
(ちなみにアタシは日本酒2合くらいじゃ全く酔いませんので、半身浴もへっちゃらですw)

半身浴で汗をかいたことと、その後ポカポカした状態で布団に入ったことで不感蒸泄が増えたのか判りませんが、翌朝の体重測定ではDWの3%以内の増加に収まってました。(透析中2日開いた状態で、アタシの自尿はゼロです。)
でもやっぱり2日開きになると、体が辛いですね。
口の中のアンモニア味が復活するし、目が回るし(神経症状が出るんでしょうか?)で、透析は2日開きは作っちゃダメなんだと痛感します。
施設透析を受けるしかない今の身では、2日開きがあるのはやむを得ないんですけどね。(関東は隔日透析や長時間透析をする透析病院はほとんどないのが現状です。)
早く在宅に移行しなくちゃと、こういう面からも痛感します。

どうも、透析患者で身障者1級のアタシですw

透析導入後、およそ2週間が経ち、体調はすっかり元気だったころに戻りました。
透析を受けているからまるきり健康という訳ではないけど、導入前のあの地獄の苦しみと比べたら、もう超健康w

導入前は、お夕飯の買い物にスーパーを1周するだけでも死ぬ思いで、帰宅後はすぐ横になってしばらく休まないと動けませんでした。
仕事が終わると足が象の様に浮腫んでしまい、パンパンで正座も出来ないほどでした。
朝起きるとまぶたが浮腫んでいて、目が開くまで1時間くらいかかっていました。

それが、透析を始めたら・・・スーパーどころか、大きなデパートの1階から4階まで1日かけて歩きまわっても何ともない!!
仕事が終わっても足が浮腫んだりしないし、以前のように休まなくても帰宅後そのまま家事が出来る!!
朝起きたらすぐ目が開く!!w

素晴らしい。
透析ってありがたい。
こんな素晴らしい医療に、アタシは携わっていたのね、と改めて感動・・・w
(以前は透析医療に飽きてしまっていて、遣り甲斐を見いだせていませんでした。)

腎不全患者にとって、透析は本当に命綱なんですねぇ。
今更なんですが、本当に心の底から実感しました。
アタシ自身は昔からこの仕事がそれほど好きではなく、ただ成り行きと生活レベルを下げたくない一心で20年続けてきていただけだったのですが、この病気になって、こんなことになって、初めて自分の仕事の意義を見出せた気がします。
腎不全になって失ったものもたくさんあるけど、得たものも同じくらい大きい、最近はそんな風に思います。
尿毒症による鬱状態も改善してきたということでしょうか?w

患者さん達との距離もぐっと近くなりました。
これまで、スタッフを敬遠しがちだった患者さんまで、私が透析患者だとわかると色々話しかけてくれるようになりました。
私自身も、透析をしていない健康なスタッフに対しては、ある種の壁というか、所詮どんなに彼らが理解しようと歩み寄って来ても理解できるはずがない、と思っているところがあるんですが(最低wでも事実だもんね)、こういう、スタッフをシャットアウトしがちな患者さんも同じ気持ちなのかもしれない・・・と最近は思います。

透析になってしまった悲しさ、無力感、絶望感、不安感、先の見えないことへの焦り・・・そういった複雑な感情というのは、絶対に同じ立場にならなければ理解しえないものだし、理解してもらおうと思うこと自体そもそも間違っている(というかそれ自体が甘え)だと思うのですが、患者という立場でそれを共有できるスタッフが存在するというのは、患者さんにとってもプラスになるのだと思えています。そういう視点から、よりよい透析医療の提供を目指して行ける今の仕事は、とても遣り甲斐があるものなのだと改めて感謝しています。
体が続く限り、仕事は続けていこうと思います。