» 2013 » 6月 » 18のブログ記事

お久しぶりです。
現在、自己穿刺を開始しました。
夫が作ったルートに、夫の指導のもとwペインレスニードルで自己穿刺するという方法をとっています。

夫とはいえ、アタシが普段患者さんに刺す角度と夫の穿刺角度はまるで違うのですw
なので、最初は相当やりにくかった・・・www
ですが根気強く夫の角度をトレースし、なんとか最近はスムーズに自己穿刺できるようになってきました。

最初は心が折れそうになって「もう普通針で刺すから!!」と普通針で自己穿刺してましたが・・・
ま、別にそれでも良いんだけど、自己穿刺は患者さんに刺す時と違って片手しか使えないので、何かの拍子に血管壁を突いてしまったりして漏らしてしまうと痛いし怖い。。。
てことでペインレスニードルでの自己穿刺をマスターするしかないのかと思い、気を取り直して再度BH穿刺に挑戦。

でもやっぱり夫が作ったルートは刺しにくい・・・w

自分で普通針で何度か反復穿刺して、自分でルート作って刺せばスムーズか?なんて思ったりもしたのですが、
苦労して(このアタシの細い血管に)1カ月近くかけてBHのルートを作ってくれた夫の苦労を無下にするのも悪いかと思い・・・w

頑張りましたw(優しいアタシw)

で、なんとかスムーズに刺せるようになってきました。

自己穿刺。
それは技術的な問題ではなく、恐怖心との戦いですwww

私は痛がりで怖がりなので、患者さんに刺すのは全然平気で何とも思いませんが、それを自分にとなると話が違ってきます・・・w
16Gのつまようじのような針を、自分の血管に刺すって勇気が要りますw
(21Gの採血の針なら自分で刺したことあったけど、流石に16Gは自分が透析になるまでやる機会は無かったですからねぇ・・・。)

マジで怖いです。
それに、穿刺は死ぬほど痛いですしw
ペンレステープを貼ってても死ぬほど痛いのに、あれを自分で刺すなんて絶対無理!!!と思ってました。最近まで。

ですが、やってみると全然痛くありません。
私がBH穿刺だからかもしれませんが、自己穿刺はほぼ無痛です。(ブスって、血管走破する感覚が手応えとしてあるだけです。)
自分で刺すと、ルートから逸れたら痛いのでそこを無理に突いたりしないしwww
深く入り過ぎても痛いから、ちょうど良い深さも自分で解るし。
それに、挿入速度によっても痛みの大小ってあるので、自分でやれば痛くない速度で針を血管内に入れることが可能なのです。

ちなみに自分が透析になってから、痛い穿刺方法と痛くない穿刺方法をイヤと言うほど体感で経験したので、それを患者さんに還元するようにしています。
なので最近、穿刺に行くと、
「エクセレント!!全然痛くなかった!!」(by ハイカラな元お役人様の患者さまよりw)
とお褒めの言葉をいただいたりしております・・・w

透析に従事しているスタッフは、マジで一回自分で透析受けてみれば良いと思うわ、1カ月くらいwww
1日おきにあの針を2か所ずつ刺される苦痛がどれほどのものか、透析がどれほどお腹がすいて辛いかwいちど体験すると、良い透析を提供しなくてはという気持ちになるかと思います。
何より穿刺の技術の理屈は、自分が刺されるようになると良く解るのではないかと思うのですが如何でしょう?