» 2012 » 11月 » 2のブログ記事

透析の仕事に戻って1カ月。

はるか大昔(10数年前)に維持透析の仕事をやらなくなって以来、透析装置のメンテナンスなんて全く縁がなかったから、あんなに苦労して覚えた(徹夜して分解組み立てした記憶ありw)東レの透析装置のメンテも、

結婚前、まだ当時は職場の先輩だった夫に手取り足とり教えてもらった日機装の透析装置のメンテも、

な~んにも思い出せないアタシ、40歳www

 

今勤めている施設の部下たちは、メンテをやる気がないらしく、60台以上ある透析装置を1年以上もほぼ放置状態・・・orz。

当院の装置はまだ購入したばかりの最新型だからしばらくメンテしなくても大丈夫なんだろうけど、だからと言ってこのままずっと何年も放置できるわけじゃなし・・・(すっかり忘れ果てている)装置のメンテをもう一度学びなおそうと、夫に助けを求めました。

そう、うちの夫は家では飲んだくれて寝てばかりで、普段は全く頼りにならないけれど、透析に関することだけはものすごく頼りになることを、(結婚以来すっかり忘れていましたが)思い出したんですw

病院上層部に話を通して、

夫はエビスビールで買収しw

スタッフがみんな帰った後の透析室に夫を入れて、マンツーマンでメンテを教えてもらうことにしました。

 

カスケードポンプの取り扱いも、

複式ポンプの分解組み立ても、

背圧弁の調整も、

確かに大昔に、当時はまだただの先輩だった夫に教えてもらったはずなのに、何も覚えていませんでした・・・orz。

(もちろん、夫にはメチャメチャ怒られましたw)

だって仕方ないじゃん、アタシずっと呼吸器とME機器管理と心カテやってたんだもん・・・w

 

と同時に。

例えプライミングと、(難しい血管の人の)針刺しと、回収と、組織の管理業務は出来ても、

アタシは一生目の前の夫のように透析装置に詳しいCEにはなれそうにないなぁ・・・と落ち込みました。

(だって、「ほら、このカスケードポンプの蓋のこの所の溝、こっちが浅くてこっちが若干深いだろ?」って言われて一生懸命触ってみても、アタシにはどっちも同じ深さにしか思えなかったし・・・orz。違いが全く分からなかった自分に自己嫌悪。。。)

 

ここ10数年、夫と結婚して夫とは別の職場、別の道(夫はずっと透析の仕事をしてましたが、アタシは呼吸器MEカテの世界へと別れました)に進んだこともあり、

そして結婚後は家でのだらしないw(ホントにヒドイんですw)の夫の姿しか見ていなかったせいか、

はっきり言って彼を尊敬する気持ちがだいぶ薄れていたのですが(ゴメン、夫www)、久しぶりに夫のこういう姿を見て、なんで結婚しようと思ったか思い出せましたwww

 

明日からまた、もう少しだけ夫を大切にしよう、と思ってみたり・・・w

スキーとバスケが上手なだけじゃなかったんだねw 思い出せてよかったwww

アタシも、もうちょっとだけ透析の勉強頑張って、少しでも夫に近づけるようになりたいなぁ・・・。