» 2012 » 11月 » 21のブログ記事

大きな組織の管理を任されるようになって思うことは、自分も、そして相手のことも上手に許しながらでないと務まらないということ。

「許す」というのは案外難しいもので、ホントはこのレベルまで持っていきたいけど、今のウチの部署のレベルではこれが限界だろうからこのへんで妥協しよう・・・ということも「許し」の1つだと思うし、

そこまで持って行けない自分自身の無力を受け入れ納得することも許しの1つだと思うのです。

自分勝手な要求や文句ばかり言う部下たちを許し、チームとして受け入れて「仕方ないなぁ…」と大目に見ることも大切だし(そうできないことも多いけどwたまにたそうしなければならないこともあるっていうことでw)、

普段頑張っている自分を認め、気分転換に旅行に行ったり買い物をしたりしてリフレッシュを図れる能力も絶対に必要なことで・・・。(そうしないと体も心も壊れてしまうんだと、最近ようやくわかってきました←遅いってw)

 

管理者に不満を持たない部下なんて、1人もいないんですよねw(かつて自分自身がそうだったようにw)

組織に満足して、不満ひとつ持ってない人なんていないんですよね。

組織というのは「全員」を満足させて納得させて運営するなんてことは不可能で(ある程度の規模の組織であれば、ですが)、だから、時には不満分子の存在を認識しつつ、聞こえないふり知らないふりを決め込み、正しいこと、やらなければならないことを遂行しなければならないのが管理者で・・・だから、24時間365日仕事のことが忘れられなかったら、潰れちゃうw

 

管理者として経験が浅かったころはストレスで突発性難聴になったり、耳管開放症になったり、胃に穴があいたり、不安げな様子が小さかった息子に伝わって息子にチックの症状が出ちゃったりと、自分の心身だけでなく家族にも不調をきたしながら、ボロボロになりながら仕事をしていました。

最近ようやく、自分も他人も許せるようになってきて、潰れそうな自分を立ち直らせることが出来るようになると同時に楽になれました。

家族の雰囲気も明るくなりましたw(お母さんがイライラしてるのはダメですよね・・・ホントに反省w)

 

若いころは管理職の人の苦労なんて思い至ることなんてなかったんですがw

ふんぞり返って勝手なことばかり言ってる(ように見える)管理職って、孤独で、背負うものがいっぱいあって、ホントに大変なんだと今になって(自分以外の全ての管理職を務めている方々を)尊敬する気持ちでいっぱいですw

もう少し、息子が大学を卒業するまでは頑張ろうっとw(先は長いなぁ・・・w)