» 2012 » 11月 » 28のブログ記事

我が家の息子は、歩き始めると同時にスキーを履かせて(それも、プラスチックのおもちゃのパンダスキーなどではなく、きちんとした幼児用スキー板です)、本来なら3歳児からしか入れない「猪苗代リゾートスキー場」の「ピーウィーレッスン」に入れて、毎年、10年以上冬場は毎週末のようにスキー場で過ごすという生活をしてきました。

もともと、夫は岩手出身の為スキーは上手で、私自身も栃木で育ったので小学生のころからスキーはやっていて(でも上手くはなかったwww)、独身時代からずっと冬場はスキーをしている生活でしたから、子供が出来てもその生活を続けるのに抵抗はありませんでした。

万一、小さな息子が雪を嫌がって大泣きしたらまた違ったのかもしれませんが、初めてスキー場に立たせたその時から息子は雪に大喜びで、夫が背中に背負ってコースを滑ってもキャッキャとはしゃいでいるような子だったので、次の週には一番小さな幼児用スキーの板(確か70cmの板だったと記憶してます、靴は16cmが最小だったのですがまだブカブカでしたw)を買い揃えて、教室に入れてしまいました。

以来、中学受験をした小学6年生の冬を除き、毎年スキーに出かけていた我が家。

そんな私たちを、私の母などは「そんな無駄遣いして!子供が居るんだからもっと堅実に生活しなさい」と、呆れていたことも多くありましたw

が。

いざ、息子が私立中学に入ってみると・・・周りには2~3歳からスキーをしていた子ばかりw

ほ~ら!無駄じゃなかったじゃないかwww

(分不相応ではあったかもしれないけどw)

子供には何でもやらせておくに限ります。

 

なお、小さな子供(2~3歳の子)にスキーをさせる際、プラスチックのパンダスキーをやらせている方をよく見かけますが・・・あれは絶対にやらせない方がいいと思います。

なぜなら・・・

あんなものを履いてまともに雪面に立てるはずが無いからです。(大人だって無理。まして足首が不安定な幼児なんて、恐怖心を植え付けるだけで終わります。)

どうせやらせるのなら、きちんとしたスキー靴で金具付きのスキー板を履かせましょう。メーカーによっては67cmくらいから板のサイズはあります。幼児用スキーなんて一式買っても2万円しません。1~2シーズン限りだとしても借りるまでもないと思います。新品を買ってあげてください。(サイズが合わなくなったらヤフオクなどで売れば、購入時価格の半額以上になるので損はしません。幼児用のスキー道具はオークションで高く売れますw)

(レンタル用の板や靴も、本当なら避けてあげるべきだと思います。子ども用や幼児用のレンタル品は、品質は往々にして最低で、エッジの手入れもなってないようなものが多いからです。初心者はボーゲンが出来ないと怖いだけですが、エッジが手入れされていない、ワックスもろくにかかっていないレンタル用のボロボロの板ではマトモに滑ることも止まることもできません。道具って大切だと思います。)

ちなみに息子の場合、スキーを初めて履いた2歳のころから保育園年少くらいまで、「ボーゲンヘルパー」というものを板に付けて滑らせていました。(息子は「ハチさん」と呼んでましたw ボーゲンヘルパーにハチの絵が描いてあったからですw)

中学生になった今でも「俺、小さい頃は「ハチさん」付けて滑ってたんだよなぁ」と言うのでカワイイですwww

 

スキー場で泣いている子供のほとんどは、おそらく寒いので泣いているのではないかと思います。

安いペラペラのウェアで、防寒もろくにしないで、同じく安っぽい手袋をぐっしょり濡らして・・・あれじゃ寒くて冷たくて、大人だって泣くわ!と私なら思いますw

小さなお子様のスキーウェアも、そこらへんのスポーツ用品店で「どうせすぐ小さくなっちゃうんだから」と、安いヤツを選ぶと気の毒です。

フェニックスなどのしっかりしたブランドの(お値段もそこそこの)防寒性能の高いウェアを着せてあげると、子供は泣かないことが多いですw

子どもはウェアも毎年買い替えるようですが、良い物を買っておけばオークションで高く売れますので(またそれかよw)、そんなにもったいない買い物ではないと私は思います。

小さなお子様にスキーをさせる計画のある親御さん、ぜひぜひおかねはケチらず、道具やウェアは良い物をそろえてあげて、「スキーは楽しい!」とお子様に思わせてあげてくださいね。

(お子様に嫌な思いを一度でもさせてしまうと、ウインタースポーツを継続するのは困難になりますからw)

 

そんな我が家ですが、現在はウェアも靴も板も、息子と夫が共用できるように(同じサイズに)なり、随分安上がりで済むようになりましたw

もっとも、ここ数年ほど息子はもっぱらボードに転向してしまっておますが・・・でも時々はこうしてお友達にスキーに誘われたりするので、そういう時は夫の靴と板を持っていかせるようにします。(どうせ家族で行く時はボードしかやらないので、お友達とのき合いで行くスキーの為に道具を買うのはもったいないもんね。。。w)