» 2013 » 2月 » 19のブログ記事

先日のシャントの穿刺失敗を経験して、リドカインテープ(ペンレス)の効果について実感する機会を得ました。
(なぜなら、失敗されて刺す所が無くなり、ペンレスを貼っていない反対側の腕にも穿刺したからwww)

これまで私はペンレスを貼らずに穿刺されたことがなく、ペンレスなしではとても痛くて大変だろうと思っていました。

が。

ペンレス貼ってない反対側の腕に穿刺されて解りました。

「なんだ、大して変わらないじゃんw」

って。。。

ちなみに私はペンレスは2時間前、1時間前、30分前といろいろ時間を変えて貼ってみたりしていました。
が、どれも大差なく感じてましたwww
(結局、時間に左右されず、穿刺自体は大して痛くないことが解ったw)
でも、「このくらいの痛みで済んでいるのはきっとペンレスのおかげ、ペンレスなしだったらきっとものすごく痛いはず!」と思い込んでいたので、穿刺失敗されてペンレスなしの血管に刺されるとわかった時には、ものすごく嫌で怖かったんですよね・・・。

ところが。

なんだ、大して痛くないじゃんwww
(もちろん、採血の針の痛みとは比較にならないくらいの痛みはありますよ。16Gの太い針ですもんね。でも、それほどじゃないという意味です。)

ペンレスが貼ってあった時に感じる痛みが「3」だとしたら、ペンレスなしで刺された時は「5」くらい。
大差ないように思いました。
血管外されてグリグリされる痛みとか、シャントオペ直後の血管痛に比べたら、痛みなんかないも同然?
てか多分、ペンレスって8割方プラセボなんじゃね?って感じでしたw

腎不全になると、透析導入に至るまでにいろいろと辛い思いや痛い思いをしなければならず・・・それまでの痛みや辛さに比べたら、もう穿刺の痛みなんて全然、ないも同然。、というのが私の個人的な感想です。
(でも、尿毒症症状もあまり経験せず、早めの計画導入だった人は、穿刺がとても辛いと感じている人が多いように思います。個人差がありますね。)

実は今も、漏れた所がとても痛いです。
シャントなので、動脈血が漏れるので、血腫自体もとても大きくて熱を持ってしまい、湿布を貼っていますが辛いです。
その痛みで、他の所を穿刺される痛みを感じなかった可能性もあります。
だからまだ何とも断言はできないのですが・・・導入前の患者さんで、穿刺に恐怖を抱いている方が居るとしたら、痛みは全然大したことないよ、と言ってあげたいです。
(穿刺という行為自体への恐怖も、そのうちすぐに慣れて何でもなくなります。怖いうちは見なければ大丈夫です。)

とりあえず私は、ペンレスはお守り代わりにこれからも使いますがw効果のほどは微妙だという結論に達しましたw

昨日から、夜間透析のできる病院に転院しました。
いつまでも透析の為に仕事を休んでいられないので、導入後1週間で転院ですw

私のシャントは、肘の静脈の所が2本、とても太く発達していたので何の問題もなく、(私的には)新人でも刺せる難易度の低いシャントで、穿刺にストレスは感じないでこのままいけるだろう・・・と安心していました。
実際、導入病院では、私よりはるかに若い(ってか多分私とは親子ほど年の差があるであろうw)技士さんにも刺してもらいましたが問題なく、スムーズに透析しておりましたので、まさかこんな思いをすることになるとは思ってもいませんでした。。。

転院先の病院は、なんというか、見学の時から微妙な雰囲気でしたw
なぜなら・・・透析室が散らかっている!!!www
雑然としているのです。
病院(建物)は新しいんだけど、とにかく散らかってるw
血液回路の箱が、患者さんの治療するスペースの床に置いてあったり、いろいろなものが雑然としているんですよね。。。

アタシも1施設の透析室を任されている所属長の身なわけですが、整理整頓には特に気を使っています。
良い透析は環境整備から!!とまでは思っておりませんがw(思ってないのかよw)雑然とした職場では良い仕事が出来る筈が無いと思っているからです。
透析室が散らかっているということは、そこの所属長の指導力が無い、と私は見做しました。
所属長の指導力が無いということは、良い透析は出来ないと思った訳です。

でも・・・この施設以外に、夜間透析をやっている病院が無いのも事実。
まだDWすら決まっていない導入したての身では、いきなり在宅透析に移行することもままならないので、ある程度安定するまでの期間は施設透析にお世話になるしかありません・・・。

在宅になるまでの繋ぎなんだから、ここで夜間で透析受けないと仕事が出来ないんだから、と自分に言い聞かせて、とりあえず初めての転院先での透析に臨んだのでした。。。

イヤな予感は的中しました。
見るからに落ち着きが無さそうな看護師さんが穿刺に来たんですけど・・・見事に外したwww

こんなに太いシャントなのに!!!www

「まだ作ったばっかりのシャントだもんね~!刺すの難しいよね~wゴメンね~あはは~」

って!!!!(怒)w

ゴメンじゃね~よwww
こんな太いシャントに刺せないあんたの腕が悪いんでしょうが!!!さりげなく人のせいにしてるけど、この血管刺せないアンタの腕の方が信じられないわ!!!www
と、さすがに初回なので口にはせず・・・でも無言でしたけどねw

アタシも穿刺、失敗することあるからね、失敗されたこと自体は仕方ないと思うわよ。
でも何その態度w
スミマセンじゃなくて、血管のせいなの???w
誠意が無さ過ぎ。
まずそこで不愉快w

そのうえ、下手なんだからやらなきゃいいのに、一回抜いた内筒を、また外筒に突っ込み始めた。

「え~~~???外したんだからそのまま抜けよ!!w てかそんな雑に内筒入れて、外筒突き抜けたら訴えてやる!w」(←半分本気w)

もうここから最悪な展開に。。。

案の定血管をぐりぐり。
みるみる腫れ始めて、そこしか刺す所のないアタシの血管はパンパンに・・・orz。

これでシャント潰れて再手術になったら訴えちゃうんだから~!!!w

「もう漏れてるでしょソコ!痛いから一回抜いて止血してください!」

とアタシが叫ぶまでグリグリグリグリ頑張ってたんですけど・・・orz。

もうイヤだ~。うちに帰る~w うちに帰ってダンナに針刺してもらってから来るから~!!と、さすがに心の中で叫び、半泣き状態でいると・・・(だって痛かったんだもんw)
もう1人のオバサン看護師が、

「ココ!ココ血管出るじゃん!ココに刺して良い??」

と指でグリグリしている先は・・・シャントの吻合部!!!!!wwwwwwwwwwwww

吻合部なんて絶対にお前達に刺させないぞ~~~!!!www
(もうここの看護師達が針刺しが下手くそなのは良く解ったしw)
吻合部も漏らされたらアタシのシャント終わっちゃうし!!!w

「そこ刺したら訴えますよw」

と一言、笑いながら(でも目はとっても本気で)言ったらやめてくれましたwwwww

あ~よかった。

ってことで無事、V側は右手の普通静脈に刺されて、はりつけの刑にて透析開始(TT)。。。
右側のV側も肘のところ(曲げるところ)に刺されてるものだから、何もできやしねぇ!!w(ちょっと手を曲げると圧が上がるんだもん。)
顔は痒いし、何もできないし・・・で、ホントに泣きたい4時間でした。

穿刺の腕が下手くそって、透析スタッフにはあるまじきことなんだと痛感しましたw
患者からしたら、穿刺って一番の苦痛で、スタッフを信頼して腕を差し出すしかないんですよね。
穿刺の失敗って、その信頼を裏切る行為なんです。
私も失敗させてもらいながら上達した訳ですが、これまで腕を差し出してくれた多くの患者さん達の信頼を裏切るようなスタッフであってはならないと、強く痛感しました。
皆さん!穿刺の腕は上手になってくださいねwww
(切実w)

とりあえず私は自衛のために、次回から信頼する当院のスタッフに針刺ししてもらって、ヘパロックした状態で施設透析に行こうと心に決めましたw(最低w)
ああ、早く在宅に移行して夫に針刺ししてもらえる身分になろうっとw