先日のシャントの穿刺失敗を経験して、リドカインテープ(ペンレス)の効果について実感する機会を得ました。
(なぜなら、失敗されて刺す所が無くなり、ペンレスを貼っていない反対側の腕にも穿刺したからwww)
これまで私はペンレスを貼らずに穿刺されたことがなく、ペンレスなしではとても痛くて大変だろうと思っていました。
が。
ペンレス貼ってない反対側の腕に穿刺されて解りました。
「なんだ、大して変わらないじゃんw」
って。。。
ちなみに私はペンレスは2時間前、1時間前、30分前といろいろ時間を変えて貼ってみたりしていました。
が、どれも大差なく感じてましたwww
(結局、時間に左右されず、穿刺自体は大して痛くないことが解ったw)
でも、「このくらいの痛みで済んでいるのはきっとペンレスのおかげ、ペンレスなしだったらきっとものすごく痛いはず!」と思い込んでいたので、穿刺失敗されてペンレスなしの血管に刺されるとわかった時には、ものすごく嫌で怖かったんですよね・・・。
ところが。
なんだ、大して痛くないじゃんwww
(もちろん、採血の針の痛みとは比較にならないくらいの痛みはありますよ。16Gの太い針ですもんね。でも、それほどじゃないという意味です。)
ペンレスが貼ってあった時に感じる痛みが「3」だとしたら、ペンレスなしで刺された時は「5」くらい。
大差ないように思いました。
血管外されてグリグリされる痛みとか、シャントオペ直後の血管痛に比べたら、痛みなんかないも同然?
てか多分、ペンレスって8割方プラセボなんじゃね?って感じでしたw
腎不全になると、透析導入に至るまでにいろいろと辛い思いや痛い思いをしなければならず・・・それまでの痛みや辛さに比べたら、もう穿刺の痛みなんて全然、ないも同然。、というのが私の個人的な感想です。
(でも、尿毒症症状もあまり経験せず、早めの計画導入だった人は、穿刺がとても辛いと感じている人が多いように思います。個人差がありますね。)
実は今も、漏れた所がとても痛いです。
シャントなので、動脈血が漏れるので、血腫自体もとても大きくて熱を持ってしまい、湿布を貼っていますが辛いです。
その痛みで、他の所を穿刺される痛みを感じなかった可能性もあります。
だからまだ何とも断言はできないのですが・・・導入前の患者さんで、穿刺に恐怖を抱いている方が居るとしたら、痛みは全然大したことないよ、と言ってあげたいです。
(穿刺という行為自体への恐怖も、そのうちすぐに慣れて何でもなくなります。怖いうちは見なければ大丈夫です。)
とりあえず私は、ペンレスはお守り代わりにこれからも使いますがw効果のほどは微妙だという結論に達しましたw