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東京の桜は満開となりましたが、こちら北関東の桜は満開まであと少しかかりそうです。

お花見は毎年、自宅近くの埼玉県幸手市「権現堂桜堤」に行くのが恒例です。
息子がヨチヨチ歩きだった頃からずっと、権現堂でお花見をして来ました。
この時期になると「お花見はまだ?」と聞いてくる息子を連れて、毎年出かけていたのですが・・・

もう中学生になった息子は、親と一緒には出かけてくれなくなりました。。。(TT)

「今年もお花見に行くんだけど、アンタも行く?」
と、ダメもとで息子を誘ってみましたが、
「はぁ?行かねーしw 行くとしたらオレ、友達と行くから。つか花見なら毎日学校に行く途中で出来るしw」
と返されてガッカリ・・・w

思い出したw
息子が通う学校は、桜の名所がある山の麓だったのでしたw
あの桜並木をくぐって通学してるのだったわね・・・w
(私立中なので、春休み期間も毎日課外授業があり学校に行っています。)
そりゃ、親と一緒にわざわざ花見に行く必要もないよね・・・orz。

小学生までの息子は可愛かったなぁw
お花見しながら的屋さんをのぞきつつ、チョコバナナ食べたり射的をやったり。。。
桜なんかちっとも見てなかったような気がするけど、小さな息子の手を引いて一緒に歩いたのは貴重な時間だったのね。。。w(その時はその時間の大切さを自覚していませんでした。)
ああ、あの時に戻れるものなら戻りたい、と、見上げるほど大きくなった息子を見てはため息が出る母なのでした。

何はともあれ、来年の桜も見られるようにしっかり自己管理して、死なないように頑張ろうっと。

お世話になっている透析施設のことをあまり悪く言うことは気が進みませんが・・・今回は限界を超えました。。。

私が今透析を受けている病院は、近所では唯一夜間透析をやっている、(一応)地域中核病院を自称する病院です。
半年前まで私が勤めていた病院も同じ市内にあるので、その病院の評判はある程度目にしたり聞いたりしていて把握しておりましたが・・・透析以外は絶対にかかりたくない、と思える、あまり評判の良い病院ではありませんでした。
だったらそこに行くべきではなかったのでしょうがw導入病院は夜間透析をやっていなかったこと、あと1~2カ月で在宅透析に移行してしまうつもりなので、短い期間のことだし自宅の近所で夜間透析をやっている、という条件だけでそこを選んでも別に影響はないだろうと安易に考えて通い始めたのでした。

ところが。
やっぱり、評判の悪い病院というのは想像を絶するレベルで・・・失敗しましたw

私のシャントは、その病院に転院するまでは穿刺を誰にも失敗されたことのない、太さも弾力もそれなりにある、穿刺難易度の低い血管でした。
ただ、シャントを作成してまだ日が浅いため、刺せる場所は限定されてますが・・・そもそも失敗するような血管ではなかったので、問題はないはずでした。

ところが、その病院に転院してきた初日・・・いきなり、穿刺に来た准看護師(どこからどう見てもベテランでもなさそうだし、穿刺が美味そうなスタッフではなかったw 失敗した言い訳は一人前以上だったけどwww)が穿刺に来て・・・この簡単なアタシの血管の穿刺に失敗し、あり得ないことにパンパンに腫らしました(怒)
腫らしてしまったあとは、血管が悪いだの細いだのと言い訳し、血腫にならないように圧迫することもしなければ、冷湿布を貼ることもしないw

まあ初回だし慣れてないからそういうこともあるよね・・・(初回の患者には普通ベテランスタッフが穿刺に行かないか?とは思いましたけどw)と、湧き上がる怒りを抑えつつその時は我慢。

が、しかし・・・あれから1ヵ月。
通うたびに色々なスタッフが穿刺に来ますがどいつもこいつも新人ばかりなうえに、全員失敗!!!!!!!

ちなみに私は、週1回だけ在宅透析のトレーニングのために、その病院とは別のクリニックに通って、そこでも透析を受けています。
が、そのクリニックで失敗されたことはありません。(導入病院でも失敗されませんでしたし。)

私自身も穿刺をする側の人間なので血管観察は出来ると思っておりますが、客観的に診て、アタシのシャントは穿刺難易度は低いです。余程のおバカさんでなければ入ります。

それなのに!!!
メインで通ってる夜間透析の病院では全員失敗するんだよ!!!
おかげで、毎回失敗されて漏らされるV側の血管は潰れかけてます(怒)
その毎回失敗される、今は取りでは使えなくなったV側にしてる血管も、その病院に転入してくる前まではA、Vどちらにでも使用できた良い血管だったのですが・・・失敗されまくり、毎回パンパンに漏らされた挙句その後もフォローもしないスタッフ達のために、潰れて使えなくなりました。許せません。

その病院の透析室は、パッと見色々な問題があります。

まず、透析室の責任者らしき人が見当たりません。
「責任者は?」と若い子に聞いたところ、「技士長です」と答えましたw
看護師長とか看護主任とか、看護側の責任者が不在で全員准看護師なんですよねぇ。
技士も、技士長らしきオジサン以外は全員20代前半の、実務経験まだ数年のヒヨッコさんばかり・・・w
で、その技士長という責任者は・・・患者のベッドサイトを巡回しているのをほとんど見かけませんw(私が転院してから1カ月で、その技士長を透析室で見かけたのは2回。)
管理者不在の透析室に等しい状態です。

そのためか透析室はまずブッ散らかってますwww
環境整備、なってません。
新築の新しい病院なのできれいですが、散らかってて酷いです。
そのうえ、下のスタッフ達の患者に対する接遇教育も全くなっていません。
例えば穿刺の失敗、1年目のヒヨッコ技士は謝りませんwww
臨床経験21年目のアタシだって、穿刺失敗したら謝るわよ??無言ってどういうつもり?ふざけてると訴えちゃうわよ?w

穿刺の失敗時、「ん???」って思った時、どいつもこいつも、1回抜いた内筒をまた外筒から突っ込んで再挿入します。
1年目の若い子までそれをやります。
まあね、アタシだって最穿刺したくない時に、ごくたまにあることもあるわよ?やってはいけない手技だということを承知して、そのうえで慎重にね。
でもその時は、外筒を突き破らないように細心の注意を払いつつ、外筒を可能な限りギリギリまで抜いて目視できるところまで戻して、それから挿入するけど・・・あの病院の子達は誰に教わったのか、外筒も戻さないし、グリグリと乱暴に内筒入れて行くから外筒付き破りそうだし、ホントに怖い。内筒再挿入の恐ろしさ、危険度を認識しないで、その手技だけ見よう見まねで真似てます、というのがありありと見て取れる・・・。
教育がなってない!!!と、ホントに嫌になります。(さすがに怖いので、最近は「それはやらないで!」と止めますが、私以外の患者にはやるんでしょうね、あの病院の子達は・・・。)

ほかにも、除水設定を弄るとき(たとえば、穿刺時に穿刺に来たスタッフと相談して引き気味でお願いしたりしている時)、途中でフラフラとチェックか何かに来た技士が、患者に黙って無言で除水設定をし直して行って、DWピッタリに直して行っちゃったりもするし。
DWから引き気味になってるとき、横で寝てる患者に一言、「今日は引き気味でいいの?」と確認すればいいだけなのに、それを怠り無言で設定し直して行くってどういうつもり???
教育がなってない!!!

透析中、ほとんどのスタッフが所在不明www
この病院は中央監視システムを使用しているので、特に技士などは血圧計のマンシェットを患者に巻いたら、外してくれと訴えてもカラ返事を返すだけで絶対に外すことをせずベッドサイドを離れ、以後回収まで誰もフロアに姿を現しませんw
看護師も同じです。(看護師はマンシェットは外してくれるけど、それ以外は何もしない・・・w)
透析中、回し始めて安定したらフロアからスタッフが居なくなっていいの?ナースコールも手元にないんですけど?w
フットケアとかする看護師も見当たらないし・・・www
透析中、スタッフは何して時間潰してるんでしょう?w
(多分、ナースカウンターに引き籠っておしゃべりしてるんだろうねw 管理者の居ない透析室にありがちな光景ですけど。)

若い技士と穿刺時に色々話をしたとき、どうしてこの病院に就職したの?みたいなことを聞いたことがあって、その時その子は、
「新卒なので、最初は導入病院で色々勉強できた方がいいと思って」
というようなことを言ってたんだけど・・・www
あの病院、規模は確かに中規模病院だけど、あんな透析で、あんな教育で、勉強になるかな???
毎回毎回穿刺に失敗するようなスタッフばかり、あまりに穿刺に難儀するならエコーでも何でも取って確認してから刺せばいいのに!とも思うけど、それをするスキルも知識もないみたいだし・・・そんな病院で、あんな初期教育受けちゃってさぁ・・・w
若い子はそこしか知らないから、今自分が勤めている施設がどれだけ悲惨で低レベルかを知る由もないのかもしれないけど、そんな気持ちで入った若い子をこんな風に育てちゃって・・・と思うと、その病院の責任者の無責任ぶりにも怒りを覚えます。

私も、比較的大きな透析病院の責任者をする身ですが、この病院の実態を見るにつけ、管理者の果たすべき役割というものを再認識させられるので大変勉強になりますw
所属長は現場に時々顔を出して威張り散らせばいいってものじゃない。現場で働くスタッフ1人1人が、明確な目的意識と信頼できるスキルを持って仕事が出来るように人を動かし育てること、それこそが存在意義なんだと今更ながら思います。
これが出来ない所属長はクソで、そんな所属長は「長」たる資格が無いと私は思います。
いくら教育してもダメなスタッフは少数いるのも事実だけど・・・w でもそれにしたって全員ダメってのは明らかに所属長の組織運営と教育の責任でしょうよ、ねぇ?

ああ、病院変わろうかなぁ。。。
長くても3カ月の我慢だと思って近くを選んでしまったけど、評判の悪い病院というのはやっぱりリスキーですね。
早いところ転院しないと、血管潰されて使えるところが無くなりそうな予感・・・w

ああ、どうしようかなぁ。。。

息子13歳(もうすぐ14歳)、中学生、思春期真っただ中でございます。

男の子の子育ては楽しくて可愛くて、小さい頃は本当にひたすら可愛かった!(いまでも可愛いですけれどもw)
男の子ってこんなに可愛いものなのかと、息子を育てるのは大変なこともたくさんあったけれど、それ以上に可愛くて可愛くて幸せで、そんな気持ちでここまで来ました。

子どもを産む前は、大きくなっても離れて行かない娘の方がいいと思ったこともありましたが、いざ産んで育ててみると男の子の可愛さは格別で・・・それに男の子は優しいのですよねw
マザコンとは違う、そして同性の女の子の厳しさとは全く違う、ほんわかした優しさを持つ、甘え上手で無邪気な息子は本当に可愛いものでした。

そんな天使のようだった息子も、大きくなるにつれて大人になってきますw(なってくれなければ困りますw)
親が大好きで大好きで、母親のあとを追いかけていた小さな息子も、見上げるほどに背が伸び、声がオッサンのように低くなり・・・となってくるうちに、母親を冷静に1人の人間として見てくるようになります。
そうするうちに、これまで大好きで尊敬していたであろう親の欠点や弱さが見えてきて、我に帰るんですよねw

それが思春期なんでしょう。(遠い昔のことで忘れましたけどねw)

その息子が、先日、目を真っ赤にして帰宅し、帰宅するなり部屋に閉じこもってしまいました。。。
花粉症?PM2.5で目が痒い?イヤイヤイヤイヤ、あの目は泣いてきた目だよね?
なんだ?どうした?何があった???
お友達と喧嘩でもしたか?彼女に振られたか??
でもお友達はいつも通りメールやLINEしてきている様子だし、第一ヤツ(息子)は友達と喧嘩して泣くような子じゃないし、そもそも平和主義の息子は、友達と喧嘩をすること自体滅多にあり得ない。

どうしたの~???
なにがあったの~~~???
大丈夫?ちょっと出てきて、母さんに話してごらんよ、ラクになれるかもよ?
と、ドアの外から話しかけてみるも、

「いい!!1人で考えるから!!」

と返事するだけで出てこない・・・orz。

そしてこういう時に限って、役に立つはずの夫は夜勤で不在・・・(役立たずなんだから~~~!!)

どうするアタシ?ちょっと学校に電話でもしてみる?
イヤでもそれはちょっと・・・もう少し様子を見てからの方がいいかな?
つか、そもそもあの子はもう中学生なのよね?こんなことでいちいちアタシが動揺して介入していいのか?
ヤツもだんだん大人になっていく時期だし、あの年頃の子はプライドも高いからおいそれとは親に相談なんかしないだろうし・・・。
などと葛藤すること数十分www( ←夫いわく過保護すぎ!だそうですが・・・orz)

「母さん、ちょっと買い物行くけどアンタも一緒に行く??」

と話し掛けてみたら(ちなみに、息子はいつもは絶対に一緒に買い物なんか付いてきませんw)「行く!!」と珍しく返事が!!

よーし母さん遠くまで行っちゃうぞ~~!!wと内心張りきり(←親バカw)ちょっと足を伸ばして、佐野のアウトレットまで出かけました。
ブラブラしてれば少しは気晴らしになるかなぁ・・・?と思って。
もちろん行き帰りの車の中では無言ですけどね・・・orz。(息子はいつもパズドラやってますのでw)

あちこち気ままに歩き、そろそろボロボロになったであろう部活で使っているバスケットシューズでも見ていく?と話しかけたら様子が一変。。。
どうやら部活の顧問と部活のことでトラブルがあったっぽい雰囲気。。。(ま、絶対息子は話しませんけどねw)

翌日こっそり、部活の顧問宛に電話をしました。
ビンゴでしたw

まあ生きていれば色々なことはあるし、どんな小さなコミュニティでもその中で合う人合わない人はいるし(息子の場合、顧問と全くそりが合わないようですがw)、そういう中で上手に妥協してやっていく術を身につけるのも人生勉強の一つだし、それを学ぶのも学校だしね、いい機会だと思って頑張りなさいねと心の中でエールを送り、朝ごはんにヤツの大好きな具をいっぱい挟んだホットサンドを作って送り出しました。

女の子というのは、自分を含めて何かあった時に周りに話してスッキリして終わりにしちゃうことが多いように思うのですが、男の子というのは(うちの息子や夫だけなのかもしれませんが)人に話したがらず、自分の中に貯め込んで、自分の中で解決しようとしたがるので、見ている方は結構辛かったりします。。。(そして、大人なら周りに悟られないように解決できるのでしょうが、息子はまだ子供なので苦しんでいること悩んでいることが周りから見て取れてしまうので、余計に辛いです。)

こういう経験を繰り返して、強く優しい大人になるのだろうとは思いますがw親は辛いなぁと毎回思います。。。

泣いてすがって来てくれた小さい頃が懐かしく思い出されますw
あの頃みたいに抱きしめてなぐさめてあげられなくなっちゃったけど、心の中ではずっと応援しているから、ガンバレ息子!w

2年前のあの日、私は重症肺炎患者を抱えて、日々奮闘しておりました。
あの日は、その患者さんに最後の手段のつもりでPMXを主治医に提案し、OKをもらい回し始めていました。
お昼ちょっとすぎにICUで準備を始め、体外循環が軌道に乗ったのであとを看護師さんに頼み、ME室に戻ってホッと一息をついていたその時・・・
あの、未曾有の経験したことのないとんでもない揺れが襲いました。

咄嗟に走ってICUに向かおうとしましたが、あまりの揺れの激しさですぐには動けません。
揺れの激しさで動けないこともそうですが、周りから色々なものが落ちてきて、またたく間に部屋の中はめちゃめちゃになり足の踏み場もなくなってしまい、すぐには動けませんでした。

あの揺れは3分ほど続いたと後に報道で知りましたが、最初の大きなドカーンとした揺れで周囲の荷物が落ち切った後はもう落ちてくるものが無くなったので、その後も揺れは続いていましたが動けるようになり、走ってICUに向かいました。
PMXを回している患者さんもそうですが、他のたくさんの呼吸器装着患者が気になったからです。

ICUまではME室からわずか10mほどの距離でしたが、激しい横揺れの中を動いたので移動が大変でした。

ICUに入ると・・・患者さんの頭上のカウンターに置いてあるモニターが、今にも落ちてきそうなほどグラグラ揺れていて、医師や看護師達が総出でそれを押さえている光景が目に入りました。
奥のPMXを回している患者に目を遣ると・・・KM-8700をはじめとした人工呼吸器などのME機器が大きく揺れていて、看護師達がそれを押さえてくれていました。

建物全体はミシミシと恐ろしい音を上げていて、当時新築だったその病院の建物は耐震性は充分であると信じられていたのに、今にも倒壊するんじゃないかというくらい軋んでいて、新築の壁の所々には大きなひびが入るのが確認できました。
壁もそうですが、人工呼吸器の接続してある壁の酸素の配管が激しく揺れていて、間もなく酸素濃度低下の警報が一斉に鳴り出しました。
「配管、中の方でずれちゃったか・・・?」
もう、そうなったら、高圧用の人工呼吸器は全部使えない!!
今、院内の呼吸器装着患者は何人いた・・・?低圧で動く呼吸器の在庫は何台?とりあえず酸素ボンベを至急手配して、低圧呼吸器が接続できる患者以外は用手換気に切り替えて、人海戦術で乗り切るしかないか??

思うと同時に部下達に、
「院内の呼吸器全部点検してきて!エレベーターは使えないから階段でね!酸素止まってたら、すぐに病棟のボンベ使って用手換気に切り替えて!人手が足りない時はそこら辺に居る先生達捕まえてね!!連絡はPHSで!」
と指示を飛ばして、みんなで院内に散らばる呼吸器装着患者さん達のところに走りました。

私は同時に、院内の酸素の復旧を急がないと・・・と思って、院内の設備担当者との連絡や酸素業者との連絡に追われ・・・

幸い、酸素の配管がずれていたのは、ICUの一部の呼吸器のピンインデックスの根元部分だけと判明したのですぐに別のベッドを移動し、事なきを得ました。

このときは、人工呼吸器を接続していた酸素の配管が激しい揺れでズレたことで、インデックス部の根元が緩んでしまったようでした。(そのため呼吸器を接続していたほとんどのベッドの配管が緩み、酸素濃度低下警報が鳴ったらしい。)

総務課の設備関係者の尽力と酸素業者の迅速な対応により、緩んだベッドサイドのインデックス部も夕方には復旧(あの揺れから1時間ちょっとで業者さんが駆け付けてくれて、ピンインデックス部の修理を完了してくれました)、そのため、近隣の建物の損傷を受けた病院からの患者受け入れも可能となったのでした。

あの時の私の勤務先近辺の震度は震度6強。
本当にものすごい揺れでした。

息子の学校は、数年前に新築したばかりの建物のため耐震性は十分でしたが、窓ガラスが割れて危険だったそうです。

揺れが収まってハッと我に帰った時、息子のことが心配で(ついでに夫のことも少しだけw)気が狂いそうでしたが、息子の学校は新築で耐震性は充分であること、自信の時間はまだ授業中で家にはいないはずであること(下校中でもないはずだった)、普通に考えれば学校の校舎の中に居たはずなので、それであれば無事である可能性が高いこと(先生方の的確な避難指示を信じるしかありませんでした)、などから、必死で自分を落ち着かせ、とりあえず目の前のやるべき仕事を優先させていました。

激しい余震が30分おきくらいに襲う中、ようやく仕事が落ち着いて息子の学校に電話をかけたのが16時過ぎ。。。
ですが当然、自分の携帯電話は通じず、途方に暮れていたら、病院内の公衆電話を使ったらいいよと病棟の看護師さんに教えてもらって、そこからかけたら通じました!!
今すぐには行けないけど17時を過ぎて状況が落ち着いたら迎えに行くので、それまでは学校内で待っていて欲しいとお願いしたら快くOKしてもらえて・・・。
(あとで聞いたら、息子達はあの揺れのあとすぐに保護者達が続々とお迎えに来て、残ったのは息子と数人だけで、その子たちは安全のため校長室で待たされていたそうです。待ちながら、あのすさまじい津波の光景をテレビで見ていて、言いようのない不安な気持ちでいたそうです。。。息子には本当に申し訳なかったです・・・。)

17時過ぎ、まだまだ帰れる状況ではありませんでしたので、すこしだけ時間を貰って抜け出して、車で5分の距離の息子の学校まで迎えに行きました。

その途中で見た光景は、生涯忘れることが出来ません・・・。

道路の信号は落ちてしまって機能しておらず、道端のブロック塀は倒壊し・・・築年数が経過していた古い家も半倒壊、新しい家も屋根瓦がバラバラと落ちてしまっていてメチャメチャ、道路のあちこちは隆起していてひび割れていて・・・もし地震があと30分遅く起きて、息子達の下校時間に重なっていたらと思うと、背筋が凍る思いでした。

日が落ちて暗くなり始めていたはずですが、外筒も信号も付いていない真っ暗な街・・・。
自家発電と水道プラントが完備している院内にいたため気付きませんでしたが、街は停電していました。
(あとで知りましたが断水もしてました。)
停電と断水は1週間近く続きました。(断水は、場所によっては1カ月近くにおよびました。)

その後も計画停電があったり、透析関係の物品が手に入らない状況の中血液浄化を回さなければならなかったり、震災の混乱は夏くらいまで続いた訳ですが・・・。

そんな、忘れようにも忘れられない3.11。

あの時は思いもしませんでしたが、今の私は透析患者でもあり、災害弱者といわれる立場になりました。
ライフラインが止まって透析を受けられなくなれば、1週間も生きられないかもしれません。。。

透析室を預かる所属長として患者さんを助けることも考えておかねばならない一方で、どうしたら自分が生きられるのかも、頭の片隅でシミュレーションしておかないといけないのかなと考えています。。。(無理して生き永らえなくてもいいんじゃね?と思ったりもしてますけどw)

在宅透析に向けて

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私は現在夜間透析のできる病院で夜間透析を受けていますが、これだと自分の職場での午後透析の残業が出来ない、ということになります。
私の職場の午後透析の残業は19時までで、月・水・金が2クールのため午後透析の残業があるのですが、こちらは夜間透析は月・水・金のみという病院がほとんどなので、夜間透析では全てのシフトの勤務をこなせない訳です。

一応私は所属長という立場で、ALL日勤でも構わない立場に居るんだけど・・・何かトラブルがあった時に最後まで立ち会えないのはやっぱり困る~!!ってことで、とりあえず仕事に支障なく透析をするためには在宅透析をするしかなく、それに向けて動き始めることにしました。

一番良いのは、私が現在勤務する病院で在宅透析の施設認定を取ってしまうことなのですが・・・色々とメンドクサイw
それに、施設認定を取ったところで、私の勤務する病院で、あまり旨味のない(儲かるとは考えにくい)在宅透析に協力してもらえるかもわからないし、もしかしたら協力はしてもらえるかもしれないけど、そうなると何かあった場合は勤務先で透析しなければならないわけで・・・それは絶対にイヤw(アタシは透析は誰も知らない病院で、一患者として受けたいw)

ってことで、現在在宅透析を行ってくれている施設に通い、そこでバックアップしてもらうことにしました。

私の住む関東地方では、正直言って在宅透析に取り組んでいる施設が多くありません。
関西では増えているようですが、関東ではごくわずかです。
現在、私の住む所から一番近い在宅をやっている病院まで、距離にすると片道50kmちょっとwww(車で2時間近くかかります。)
とても遠くて大変なのですが、それでも在宅になってしまえば月1回の通院で済むようになるので、そこで頑張るしかありません。

実は昨日から、その50km離れたクリニックに、在宅のトレーニングに通い始めました。
介助者の夫と一緒に・・・w

教育スケジュールを頂きましたが、私の場合、そのクリニックに週1回のペースで通い、順調なら3カ月(全12回)で在宅開始となるようです。
普通の素人の患者さんが、週3回の通院で最短半年かかるようなので、私の場合これでも相当短縮して便宜を図ってくださっているようです。
技術的な問題はなくても、病院との信頼関係の構築が必要でしょうし、私の場合はまだ導入して1カ月も経っておらず、DWも体調も安定していないし、導入後3ヶ月くらい経ってから開始するスケジュールがベストなのかもしれませんね。
どうしても自己穿刺は必須みたいだし・・・www(在宅になったら、余程の場合以外自己穿刺なんかする気ないけどw)

3カ月の間に部屋を片付けて、水道と電気の工事をして、来月には透析用に奮発して買った電動リクライニングソファも届くしwww(ベッドでやるのはイヤなのでソファにしちゃったwおっきくて電動でフルリクライニングして、寝られるし座り心地もばっちりのヤツw)

ってことで、ゆっくり準備しようと思います。
早く在宅で透析したいな~w

3月1日は、もうあまり目出たくない私の4○回目の誕生日でした。

月・水・金で夜間透析を受けているアタシは、誕生日当日は透析があってゆっくりお祝いできないだろうということで、その前日の28日に、夫が焼き肉に連れて行ってくれました♪
美味しかったけど、ちょっと塩辛かったぁ~!(おかげで、中1日なのに2キロも増やしてしまいましたw)
2日開きの日は焼き肉は止めようと、今後の参考になりましたw

そんなこんなで誕生日当日は日中は仕事をし、夕方から透析をして夜帰宅したら・・・いつもは夕飯をすませている夫が、何も食べずに待っていました。
「誕生日だから、これからちょっと何処かに行こうか?」
と夫が連れ出してくれて・・・(透析中ご飯食べちゃったんだけど、とは言いだせずwww)
22時を回っていたので近所のレストランにしましたが、透析後でお腹がすいていたこともあって、また食べちゃいましたw
(さすがに量は控えめにしましたけどw)
そこで改めてプレゼントを貰いました。食事だけで充分だったのに、感謝ですw

帰宅後体重を測ったら1キロ増・・・。(でも、DWより400マイナスで透析終了してたので、DWからは600g増加で済みました。)
翌朝体重を測ったら、なんとDWから1キロもマイナスでしたw
(そのためか、起床時に両足が攣りましたwww太ったか???w)

携帯を見たら、母からもおめでとうメール。
「去年までは辛いことがいっぱいあったけど、今年はいいことがありますように」
という1文にジ~ンときてしまい、心温まる誕生日となりました。

ちなみに現在、学校がある日は私の実家にお泊まりすることが多い息子は昨日も実家に泊まったようで(私の実家は息子の通う学校から1kmちょっとという場所で、普段は入り浸ってますw)、私の誕生日は完全スルーでした・・・orz。
男の子なんてこんなモンよね~w(カワイイのは小学校までw)
まあいいさ~w

私のシャントは何でもない血管で、内腔も太さも充分、失敗されるような血管ではないと思っていたのですが・・・素人同然の技術しかない准看護師にとっては難しい部類に入ったらしくw転院初日から失敗され、漏れちゃったらすぐ針を抜いて止血すればいいのにグリグリいじくりまわしてしまって・・・
というのを2日連続でやられてしまい・・・w
返しの血管が潰れかかっています。

太くて浅くて良い血管だったのに・・・orz

漏れまくって弄られまくったせいで、内腔は肥厚してしまい、クセのある血管に変貌しました・・・。

要するに血管をダメにされちゃったんですが、現在まだ取りと返し1か所ずつしか発達していない私の未熟なシャントは、潰されかかろうが難しくなろうがそこしか刺す所がないので、そこで頑張るしかありません。。。

以前はその2か所どちらでも血流が取れていたのに、看護師に失敗されて潰されてからは取りとして使うこともできなくなり・・・(血流、100も取れなくなりました。。。)

ホントに訴えてやりたいんですがw
てか、中卒でもなれるような「准看護師」みたいな資格を、人の生死に関わる医療の現場に出すってどういうつもりなのよ!!と怒りでいっぱいですが・・・やられちゃったものは仕方ありません。
とりあえずどうにか、他の場所が発達するまではそこでやるしかなく・・・

でも、またあの下手糞准看護師が腕試しの針刺しに来ないとも限らない!!(今度失敗されたらホントにこの血管、刺せなくなりそう。。。)

なので、最終手段として、夫に針刺しをしてもらってから病院に向かうことにしましたw

(アタシは失敗されても何度かチャンスを上げたのよw なのに、毎回その失敗する看護師が針刺しに来るんだもん、もう仕方ないよねwwwつか、あの病院の管理者何やってるのさ!誰か止めろよwww)

夫は透析経験22年。
アタシとは比べ物にならないベテランですw
職場でも、若い子たちが失敗して歩いた難しい血管の針刺しのフォローばかりしているらしくて、結婚前一緒に働いていた時から夫は針刺しが上手な方でしたが、今でも技術は信頼できると踏みました。

で、刺してもらったんですが・・・

転院前の良い血管を知っていた夫は、すっかり潰されてダメになったシャントを見てガッカリ・・・。

(ホントあの失敗しまくった准看護師、怨むわよ~w)

難儀しながら何とか血管に針を入れてくれました。

その後透析開始になったのですが・・・いつもは開始後1時間くらいから血管痛が酷くてどうしようもなくなるのに、今回に限って全く痛くない!!!www

あんまり痛くないので、どこかで針が抜けてるんじゃないかと思って、何回も静圧を確認しちゃいましたw

夫はいつも、帰宅後に血管痛が酷いと愚痴るアタシの話を覚えていたみたいで、血管壁に当たらない絶妙な場所に針を入れてくれたみたいです。
いつもはボーっとしてアタシの話なんか聞いちゃいない(ように見えるw)夫なのに、さすがと思って見直しましたw

家庭透析を始めるにあたり、もちろん自己穿刺ができることが大前提なんですが、我が家の場合は多分有資格者の夫に刺してもらうことが多くなるだろうと思うのですが、夫の穿刺の技術の確かさに安堵しました。
透析患者の透析に対する苦痛やストレスの大部分は、穿刺に起因するものが多いように思います。
その穿刺のストレスが亡くなるというのはとても大きく、早く家庭透析になりたいと心から思いましたw

私はもうすぐ41歳になりますが、透析導入になりました。
出産を機に腎臓を悪くしましたが、出産自体は命に代えても惜しくない経験だったと思っているので、後悔はありません。(でも、こんなことになるのならいっそあの時死んだ方がマシだった・・・と思う時もまだありますが、可愛い息子をここまで育てられたのですから、そんな事を言ったらバチが当たりますね。)

私の父は37歳でこの世を去りました。肺ガンでした。
病気が解ってからわずか3カ月で、あっという間に死んでしまいました。
死にたくなかっただろうと思います。私が親になってみて、尚更そのように感じます。
父が亡くなった時、私は中学1年、弟と妹はまだ小学生で、妹はまだ8歳でしたから余計に。。。

透析導入になって思うのですが、基本的に私の現在の人生は「余生」です。
透析しなければ1週間程度で死ぬでしょうし、透析をしても健腎者ほど生きられないのは間違いないですし、というか透析患者の予後はとても悪く、数値的には転移性がんの患者より悪いことも知っていますから・・・。
下手したらあと数年、いや、もしかしたら年単位なんて生きられないのかもと思うこともあります。

透析になった時の喪失感、慟哭は、当初予想していた以上のものでした。
ずっと覚悟してきたことであっても相当辛く、耐えがたいものでした。
いっそこのまま透析をやらずに死んでしまいたいと、半分本気で思うこともありました。
サラリーマンの平均年収に匹敵するほどの高額医療費がかかる透析治療を、月々わずかな額(私の場合、入院で2万円、外来で2万円がそれぞれ上限となり、ひとつの病院に通院していれば、同月内に入院と外来でかかっても4万円が最高限度額)で医療が受けられることをありがたいと思うと同時に、私自身、こんなに社会的にお荷物になってまで生きる価値がある人間なのかと思うことも多く・・・どうにも割り切れない思いを抱えながら日々過ごしているのが正直なところだったりします。

こんなとき思うのは、私より4歳も若い時に逝ってしまった父のことで・・・多分父は死にたくなかったろう、石にかじりついてでも生きていたかったろうと思う一方で、あっさり数か月の苦しみで楽になることが出来て羨ましいと思ってしまうダメな自分もいます。
父がこんな私の気持ちを知ったらさぞかし怒るだろうと思いますが、死にたいのに死ねないのと、死にたくないのに死んでしまうのはどっちが不幸なのか判らない今日この頃です。。。

もちろん、息子のことを考えたら安易に「死」など口にはできないし、今後の息子の人生観を狂わせかねないような、親として私が自暴自棄になっている姿など見せる訳にはいかないと思っているので、精神力が続く限り生きることに意地汚くならなければと思うのですが、その一方で「もういいじゃない、もうやめようよ」と思う自分も時々顔を出し・・・葛藤しています。

透析患者のサイコネフロロジーについて、実体験を重ねながら学んでいる最中の未熟者のアタシです。
いつか何もかも諦めて悟って、こんな気持ちだったと導入初期の頃を笑えるようになりたいと思います。

先日のお休みの日に、家庭透析導入の打ち合わせをするためにとある透析クリニックに夫と一緒に向かったのですが(夫は介助者の為)、そのクリニックに行く道すがら、とても美味しいハンバーグ屋さんの前を通りかかりました。
夫と結婚する前から通った、馴染みのハンバーグ屋さんです。
お肉は生でも食べられるほど質が良くて美味しくて、そのお店の看板メニューは半生の牛100%のあらびきハンバーグなのです。
しばらく尿毒症で味が解らない生活をしていたアタシは、久しぶりに食べたくなって、透析があるというのにお店に入ってしまいましたw

そのお店は、ハンバーグを頼むと、ライス、十穀米、お味噌汁、スープ、サラダ、おかず類(きんぴらや取りそぼろやお浸しなど)が食べ放題というステキなシステムで・・・お腹がペコペコだった私達夫婦は、それはもうメインのハンバーグが入るのか心配になるくらいガッツリと食べちゃったのでしたw

健腎者の夫はともかく・・・
アタシは透析患者なのに・・・orz。

ヤバいだろコレってくらい、たくさん食べました。
パンも(ミニサイズでしたが)2つ食べたし(だって、パンはもちろんバターがおいしかったんだもんw)、キャロットスープも美味しかった。サラダも、オクラのお浸しも、きんぴらも、何もかも美味しくて全部食べちゃいましたw

バカだアタシ。
またやってるよって思いながら、自我崩壊w
メインのハンバーグが運ばれる頃には、既にお腹はいっぱいwww
(でもハンバーグも食べましたけどねw)

帰宅後・・・恐る恐る体重計に乗ると・・・1kgも増えてましたw
そのまま透析だったので、増えたまま行きましたが、さすがに全部引くのは足が攣りそうで怖かったので400残してもらいました。

私の通う透析病院は、夜間透析は22時に完全帰宅(患者はもちろんスタッフも)となります。
ので、私は普段17時まで仕事な訳ですが、定時まで仕事をして透析に向かうと、透析時間が充分に取れません。(強制的に回収となるので、目いっぱい回してもらっても3.5時間です・・・。)
データからするとホントは4時間透析なのですが(中1日でクレアチニンは10超えちゃうし)、仕方ありません。
家庭透析までは、施設透析の不十分な透析時間で乗り切るしかないと思います。

フルタイムの仕事をしながら夜間透析、というものの限界を、こういう面からも感じざるを得ません・・・。
まあ、元々それでなくてもとんでもなく高額な医療を、月数万円の自己負担で受けられている訳ですから、贅沢言ってはダメなんですけどね。。。死なないだけマシと思って感謝しなくちゃね!

また今回も針刺し失敗されちゃいました・・・。
前回失敗した看護師と同じ人にです。

これは私自身が針刺しをする側の時にも思うのですが、相性ってありますよね。
なんでもない血管の人でも、何故か相性が悪い時もあるように思います。
(まあ上手な人はそういうこともないんでしょうがw)

前回の穿刺で、新卒の新人君が上手に1発で刺しているのを見たその看護師(前回失敗済みw)は、プライドがくすぐられたのかもしれませんが、また今回針刺しにやってきました。他にいっぱいスタッフはいるのにwww

心の中で、「アンタはもう来ないで~~~!!!」と思うのですが、まだ口に出せるほどふてぶてしい患者ではないので言えず・・・orz

しぶしぶ腕を差し出しますw

(表面上は超普通で、とってもフレンドリーに世間話しながら、ですw ああアタシのバカバカw)

透析室によくいる、「アンタには刺されたくない」とはっきり言える患者さんが羨ましい今日この頃ですw

で。
表面上はフレンドリーですが、内心ドキドキの嫌々なわけですw
だってアタシ、普段は仮にも針刺し指導する側の人間よ?
刺すヤツの手つきや刺し方を見れば、だいたいの技量は解ります。
その看護師は私と同年代なので経験年数は同じくらいみたいですが、世の多くの技士さんはお分かりかと思いますが、針刺しって経験ももちろんあるけど、センスが大きいんですよね。
ダメなヤツは何十年やってもダメっていう。。。
その看護師の前回の手つきからすると、アタシの長年の技士としてのカンからすると、明らかにコイツはダメなタイプwww
(そして無駄に経験年数は長いから、周囲の助言も聞けないし、学ぼうという姿勢も薄くなってるから成長も見込めないタイプという・・・。)

ああ。
なんで来るのよ?
アタシの腕で腕試し(というほど難しいシャントでもないんだけどさw)しないでよ!!
前回新人君が刺せたから、今回成功しないと気が済まないのかしら??
ああ、アタシのシャントでプライド満たすのは止めて~~~!!
マジで傷害罪で訴えちゃうからw

などと思いつつ大人しく刺されていると・・・前回と同じくV側に鈍い痛みがw

「あ~~~・・・また漏れたなw」

と思っていると・・・その看護師、普通に回路接続し始めるしwww

ん??ん???漏れてない?痛いんだけど大丈夫??

と思ってるうちに・・・普通にポンプ回し始めるし・・・www

イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイよ~~~~~~~~~!!!(注:心の叫びw さすがにオトナなので口にはせずw)

「ちょっと痛いんですけど漏れてません??」
と言いつつ、V側の回路、右手でクランプしちゃったwww(だって痛かったんだもんw)

「あ、ホントだ~~~!漏れてるぅ~~~!!」

とその看護師・・・orz。

漏れてるぅ~~~じゃねーよ!!張り倒すぞコラ!!!w
内心怒りでいっぱいだけど、手が痛くてさすがに看護師を殴ることは出来ずw(冗談ですw)
てか早くココに鉗子かけろやコラ!!w
アタシが手でクランプしてるんだぞコラ!ババァ早く何とかしろやw
(もう心の中の声はめちゃくちゃ汚いしw)

これがアタシの指導してる新人だったら、間違いなく後ろから張り倒すけどな~w
ヨソサマのスタッフだし、見る限りアタシがお世話になってる透析施設ではベテランさんの部類に入る人みたいだからなぁw

にこやかに、「もう来ないでもらえます?」と言えたらどんなに楽だろうか・・・w
(言えない小心者なアタシ。)

ああ、また腕がパンパンだよぅ。。。
やっと治ったのに、また青タンになってるんですけどw
もうホントにこの施設のスタッフには針刺しやらせたくなくなってきたぞw

穿刺の失敗って、スタッフ側からすると大したことのない部類に入る仕事上のミスですけど、される側の患者からしたら、失敗したヤツの一族を末代まで祟っても余りあるくらいw(さすがに大げさ?w)苦痛の大きいことなんですねぇ。。。
失敗はやむを得ないとして、その後の対応ってホントに大切だと心から思います。
漏らしたらすぐに針を抜き、大きく腫れさせないこと。(弄り倒すなんて論外w)
失敗したあとは誠心誠意謝ること。
相性が悪い患者さんは出来る限り避けること。(穿刺難易度が極端に高く、誰が刺しても成功しにくい人ならまだしも、そうでない相性と思われる問題の場合は、なるべくその患者さんは避けてあげることも思いやりかと思います。)

穿刺って、透析患者にとって一番の苦痛で一番のストレスです。
(穿刺が辛くて透析がイヤって気持ちになる人も多いと思います。)

想像してください。あの太い長い針を外されて、真っ青に晴れた時の苦痛を!!
シャントがあるから神経が鈍くなってるかと思ったら大間違いですよ、スタッフのみなさん!!
痛覚は皆さんと同じように存在し、苦痛はシャントのない皆さんと同じです。
あんまり失敗しまくっているスタッフは、自分の普通静脈にあの透析の針を2本刺してみればいい。
ついでに血管から外して、そこに生食100ccくらい注入してみれば、患者の苦痛がどれほどかわかるのではないかと思います。

どうか、患者の痛みに心を寄せてくださいね。(無理でしょうけど、その姿勢を持つことは大切だと思います。)
穿刺技術の向上は、患者の苦痛に心を寄せることから始まると思います。