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先週、結局除水を12キロほどしたおかげで、随分体が軽くなり、楽になりました。
(ものすごく久しぶりに、仰臥位で寝ることが出来ましたw)

透析にはまだ慣れません。
ギリギリの限界まで導入を粘ってしまったせいで、毎回終了間際に酷い頭痛に襲われてしまい、透析が終わった日は一日頭が痛くて動けません。
「これがうわさに聞く(?)不均衡症候群ってヤツなのね~」
と、身を持って体感しておりますw

初回の透析では、テープ跡がかぶれてしまい、痒くて熟睡できませんでした。
そこで。
以前、試供品を貰った「ピュアバリアHD]を自分で試してみることに。。。

透析室のスタッフには、敢えてテープかぶれの件は話さず、ピュアバリアHDを塗布して、前回痒くなったものと同じテープを使用してもらいました。
結果は・・・
全然痒くならない!!w
すごいよコレ!!w
(富士フィルムの回しモノじゃないわよw)

これまでは営業さんが持ち込む色々な物を、自分で試すことは出来ませんでしたが、これからは自分で透析して試すことが出来るのよね、アタシって。
ある意味素晴らしいw
ヘンなもの持ってきたら承知しないんだから!w

次回は、切れ味が良くて痛みが少ないと言って売り込みに来た某社の穿刺針を使おうかと計画してます。
患者さんにも使ってみるけど、もちろん自分にも刺してもらいますw
(ホントに痛くないかどうか、自分で使ってみるのが一番だし。折角シャントがあるんだもんねw)

もう少し透析に慣れて、不均衡症状から解放されたら、ダイアライザーも試してみようかと思ってますw
透析液も、カーボスターとキンダリーがそんなに違うものなのか、体感で試そうと思ってます。
使って試せる透析技士ってある意味最強かも?w

ああ、透析って素晴らしいw
1回やるごとに嘘のように楽になります。

昨日と今日で、除水7キロ引きましたが、血圧はビクともせず、まだまだ浮腫んでますw
一体どれだけ水が溜まってるんでしょうか?アタシの体にはw
いい加減ヤバかったです。

とりあえず、呼吸はできるようになったので、明日退院して家に帰ります。
月曜日も透析をして、火曜日から仕事復帰しようと思います。

こんなに体調がいいのは、本当に久しぶりです。
ここ1年くらい、ずっと怠かったような気がするのですが、
今は本当に爽快です。

今になってみると、あんな体調でよく仕事をしていたと思いますw
歩くのって、こんなに楽なんだっけと思い出しましたw(一昨日まで、少し歩くだけで死にそうな位息切れしてましたからw)
健康だった頃にはまだまだ及びませんが(まだ水が溜まってる感じがあるので)、それに近い程には回復してきました。
本当に、透析してもらって良かったです。
心から感謝します。

これからは自己管理に留意し、死なないように頑張って行こうと思っています。

昨日から、回転性のめまいと、吐き気どめの効かない激しい吐き気におそわれてしまい、予定していた導入日より10日早いものの外来を受診、本日入院となり、そのまま透析導入となりました。

シャントは、血管が細くて心配でしたが、何の問題もなく穿刺出来ましたw

「私が穿刺するなら多分ここに刺す」と踏んだところにペンレスを貼り外来に向かいましたw
入院の手続きが終わって透析室に呼ばれたのが午後14時ころ。
その時はもう、溢水で苦しいのと気持ち悪いのとで緊張する余裕もないまま開始になったのですがw穿刺は全く痛くなく、開始後の血圧も高いままだったので爆睡してしまいましたwww
開始後、2時間くらい経ってくると、吐き気も消え、これまで半年くらい口の中がアンモニア味で不快だった症状も消え、お腹が減ってきましたw
「こんなに劇的に楽になるんじゃ、そりゃあ患者さん達、真面目に透析にくるわけだわ」
というのが初回の感想ですw
それくらい一気に体が軽くなります。
除水は、今日は私は3000ml引きましたが、まだまだ引けそうでw肺に水が溜まっている感覚は抜けていないので完全に復活したとは言い難いのですが、こんなに導入まで粘らず、溢水になる前に導入すればもっと楽だったろうと思いますw

とりあwず、心配だったシャントも無事に使えたし、穿刺もシャントOpeの時に比べたら痛みなんかないに等しいし、ホッとしましたw
明日も透析頑張ります。

息子の通う私立中学は、レベル的には中堅と呼ばれる部類です。

中学入試は、そもそも偏差値判定が高校入試とは異なります。
ほぼ全員が受験する高校入試の偏差値は、偏差値自体がその世代の中のおおよその位置と相関してますが(偏差値50だったらだいたい真ん中辺と判断してよい)、中学受験の場合はほとんどの子供は受験しないので、偏差値を出す母集団のレベルが高校入試とは違ってくるのです。
中学受験をする子どもたちは、一般的に小学校でトップクラスだった子たちで、上位1割くらいの集団となります。
その集団の中での偏差値となるので、中受での偏差値50は、同世代の子ども達全体の集団の中では相当上位に位置すると判断できます。

うちの息子はアンポンタンでおバカですがw息子の同級生達はやっぱり、中堅校とはいえレベルが段違いに高い子が混じっています。(特に上位層の子達はとんでもないレベルです。そのとんでもないレベルの子達はたいてい東大クラスに入っちゃうので、最初から段違いに頭が良いのも納得なんですけど。)
どのくらいスゴイかというと・・・たとえば、英検ですが、息子のクラスの半分の子達は、中学校入学時点ですでに英検3級以上を所持していましたw(小学校卒業時点で2級の所持者のクラスメイトも複数居るようです・・・w アタシなんて英検2級受かったの、高校の時だわ・・・orz。)
ちなみにうちのバカ息子は先日4級をやっと取りましたけどねw

数学も、中学校入学時点で高校数学をやっている子たちがチラホラ居ます。。。(息子と仲の良い女の子は、小学校5年生から公文は高校のクラスなのだとかw)

うちのバカ息子はもちろん、学校の授業について行くのもやっとですけどね・・・orz。

それでも私立中学は授業の進度が早いので、中学2年の夏以降は全員高校課程の学習に入っていくようですけど。大丈夫なんだろうか?うちのバカ息子は・・・w(中学の数学くらいまではアタシも何とか教えられるけど、高校数学以降はちょっと厳しいぞwww)

そんな私立中学ですが、なんといっても特筆すべきは「お友達の質の良さ」です。
ヤンキーは当然ですが1人もいませんw(たとえ何かの間違いで入って来ても、すぐに退学になるので排除されますw)
それから、公立に比べて性質の悪い子が少ないように感じます。(盗難が圧倒的に少ない、いじめが殆どない、など。)
公立小学校では、何かちょっとでも良い物や珍しいもの(文房具みたいな類でも)を持たせるとあっという間に盗まれてしまって紛失してしまうのがお決まりでしたが、私立中に入ってからは一度もそんな事がないので(そもそも人の物を盗る必要があるような経済状況の家庭の子供は入ってこないのでw)おっとり気持ちよく過ごせます。
よく、貧しくても心豊かに・・・とか、貧しくても心清らかに・・・という言葉がありますけど、公立小学校のような環境で過ごした経験があると、そのような話は単なる幻想にすぎず、おおかたの人は貧しい=質が悪くてDQN という図式が成り立つようです。。。

授業参観に行った時も、公立小学校時代は授業中、「父兄のおしゃべりがうるさすぎて」校舎中に響き渡っており、授業がろくに聞こえないほどでした。PTA総会なども言うに及ばず、誰かの話の最中でもお構いなくおしゃべりしまくるDQN父兄の巣窟、というのが公立の姿でしたが、私立中に入ってからは当然ながら静寂の中、父兄が何百人集まっていようと咳払いひとつ聞こえない無音の中で授業参観することができますw

経済力と常識力は無関係だと思いたいですが(私だってそんなにお金持ちじゃないしwむしろ私立中に通う人の中では最下層の貧乏人だしw)、それでも公立の酷さは筆舌に尽くしがたく、正直、今の私立のマトモさを思うと到底公立に戻ろうという気持ちにはなれません。。。

親の躾というのは大切だと常日頃感じていますが、息子の友人たちが我が家に遊びに(泊まりに)きたりしても、まず玄関で全員がきちんと靴を揃えられるし、大きな声で気持ち良く挨拶が出来るし、ご飯の時の食事マナーもホントにきちんとしている子ばかりです。
箸が正しく持てない子なんて1人もいないし、犬食いも当然いない。気持ちよく美味しそうに食事でき、食事中は楽しい会話を自然にこなすことが出来る。(下品な話をする子は1人もいないことにも関心w そしてさりげなく、上手に出ている物を褒めてw「これ美味しいです!」と素直に嫌味なく口に出来ることからも、育ちの良さが伺えますw)
部屋の布団は全員が綺麗に畳んで片づけられるし、ゴミは一ヶ所にまとめておける。(これは入学直後から、息子たちの学校では頻繁に宿泊を伴う学校行事があったことも大きいと思います。)

公立に行けば、中学校の学費はほぼ無料です。(給食費と修学旅行積立金と教材費くらい?授業料そのものは無料ですよね。。。)
そこを敢えて私立に行かせて数百万円の授業料を払う人達というのは、もの好きというのもあるのかもしれませんがw親自身の教育に対する意識が高い人が多く、結果的に子どもの躾や教育も行き届いているケースが多いのだろうと思います。

小学生に受験をさせるのは、精神的に支える親も楽ではないし、経済的にも苦労なしという訳にはいきません。
それでも、その苦労をしてでも私立中に進ませる甲斐はあると、息子を1年通わせてみて改めて思います。

小さなお子様をお持ちの若い技士の皆様、今後お子さんが小学校に進まれると驚愕の世界を目にすることになると思いますが(そこでご自身もお子さんも割り切って公立色に染まれれば良いと思いますがw)、もし悲惨なことになっても絶望せず、中学受験を頑張ってみてくださいw
ステキな世界が待ってますのでw

毎年この時期だけ、限定で食べられる特別なお蕎麦があります。
その名も「寒晒し蕎麦」。
私はいつも、生まれ故郷の栃木市(出流山)で食べてきます。

出流山の寒晒しそば

kanzarashi2012

『寒晒し蕎麦とは・・・出流山満願寺「不動の滝」の霊水に数日間、
新そばの実を浸けてから寒風にさらす手法で作られたそばです。

この手法により、そばの実に含まれている余分な灰汁や、雑味を除去することで、
上品な甘みのある、より香り豊かな喉ごしの良いそばになります。

昔から作られていた手法ですが、
手間がかかるため今では作り手の少なくなっている「幻のそば」です。

1月20日から2月28日まで提供されます。』

ということで、毎年食べに行っている「さとや」さんへ。
さとやさんは、以前は「出流山荘」というお店だったのですが、移転してこちらになりました。
夫は大の蕎麦好きで、1人で5合打ち位は余裕でペロッと食べてしまいますw
が。
アタシは実は、蕎麦はそんなに好きではありません・・・w
(嫌いでもないけど。味が解らないだけw)

ですが、今はもともと体調が悪く食欲もあまりないため、寒晒しの5合打ちを注文しました。
(最悪は夫一人でも食べられるように。アタシは味見程度で十分ということでw ちなみにアタシが元気だったころは、自分も食べたいと思ったら、夫と来た時は1升打ちを頼まないと食べられませんwww)

毎年この時期にしか食べられない貴重な寒晒し蕎麦。
アタシは現在絶賛尿毒症状態の為に味が解らず、今年はあまり楽しめませんでしたが、それでもたいへん喉越しが良く香りが良いのは解りました。
余談ですが現在リンの値が高いため、事前に蕎麦のリン含有量を調べてから行きましたw(量は食べられないだろうと思ってましたが、後学のために覚えておこうということで。)

そば(ゆで)・・・80mg /100gあたり  とのことでした。
ちなみに白米は34mg、うどんでは18mgとなっていたので、蕎麦のリン含有量は穀類の中では多めということになりますね。
元気になっても蕎麦は食べすぎないように注意が必要みたいです。(好きじゃないから食べすぎないとは思うけどw)

昨日の私のデータです。
だいぶ切羽詰まってきましたw

データ-1

WBCが高いのは生まれつきですw(うちは、母も妹も弟も皆高めです。これで普通ですw)

ネスプは毎週40μ打ってます。
(先々週まで60μでしたが、Htが上がってきたので減量になりました。)

リンは昨日まで薬が出ていなかったのですが(ノーマークだったのでw)、炭カルが出ましたw
(道理で体が痒かった訳よね・・・w)
食事が取れないので牛乳飲んだりヨーグルト食べたりしてましたが、今日から止めますwww

シャントは相変わらず頼りなく、未発達です。
繋いだ場所がタバチエールだから、細いのは仕方ないとして・・・やっぱり、導入前にPTAなどをして再拡張する必要はありそうです。
(痛いのヤダなぁ・・・orz。)

今の体調は・・・
ちょっと疲れやすい以外は普通ですwww(慣れました。)
食事はほとんど食べられませんが、最近は慣れてきたのか吐き気も治まってきたので、比較的楽です。

透析導入は今月下旬ころになりそうです。(シャントの発達を待つため。)
このデータでどこまで引っ張れるのかわかりませんがw死なないように頑張りたいと思いますwww
(ま、ダメだったらとりあえずシャントも作ってあることだし、勤務先は透析病院なんだしwもし、そこらへんで倒れてたら1回透析回してもらえれば何とかなるだろうし・・・w)

そんな感じでもう少し導入まで頑張ります。

2月になると、いよいよ導入です。

明日は2月最初の外来日。
導入日を決定してきます。
多分またネスプも打ってくることになりそう・・・。(結構お値段が高いから、ミルセラの方が良かったのか・・・?www)

肺に水が溜まっているのが自分でもわかりますw(だって苦しいしw)
尿毒症症状には慣れたので、一時期は食事が全く摂れませんでしたが、今は食べても吐かなくなりました。
(やっぱり砂を噛むようで、味はほとんどわからないけれど。。。体調が悪くなる前に好きだった食べ物を今食べても、味がしないせいか美味しくないので食が進まず、ほとんど喉を通りませんw)
透析したら、前みたいご飯がおいしくなるのかしら?
(多分そうなるはず。だって患者さん達ってば皆、ものすごくよく食べるものwww)

像の足みたいに下肢がパンパンに浮腫んでいるのも、透析して除水してもらったらとれるかしら?
(足の甲まで浮腫んでしまっているので、もうずっと細い形の靴やブーツを履いていません・・・。)

顔もパンパンに浮腫んでいるの、なおるかなぁ?

この頼りないシャントで透析が出来るかどうかとっても不安だけれど、ペンレステープを貼りまくって、穿刺上手そうなスタッフを指名してw(イヤな患者だな~w)頑張って乗り切るしかないよね。。。

あ~~~~~やだな~~~~。。。(受容へのプロセスはほど遠いwww)

自分がこういう立場になって初めて見えたものがたくさんあって、アタシはこの仕事を始めて20年経つというのに、今まで何も解っていなかったし見ていなかったんだということを日々実感する毎日です。

透析導入を宣告された患者さん達の慟哭を、悲しみを、本当の意味で理解したのは、ここ数か月と言っても過言ではありません・・・。

こういう仕事をしている関係上、アタシは自分の体の状態が今どんなものか、そして透析から逃れられるレベルでは到底ないということを、気持ちはともかくとして頭では理解出来た状態でここまで来たように思います。
「シャント作成は気持ちが落ち着いたらね」と気遣ってくれていた主治医に、「もう仕方がないということはよく解っているのでいつでも大丈夫です」(ホントは当時尿毒症症状が苦しくて早くシャントを作って欲しいという気持ちがあったw)と返事をし、
少なくとも表面上は取り乱すことも嫌がる素振りもなく、淡々と受け入れてここまで来たように、周りには見えていると思います。。。

ショックではないのかと言われたら、(解っていたこと覚悟していたこととはいえ)気が狂いそうなくらいショックだし、
イヤではないのかと言われたら、本当は仕事も家庭も放り出して逃げだしたい、というかむしろ、いっそ首でも吊ってしまった方が楽なんじゃないか・・・って思うことはしょっちゅうで、気を抜くと死にたくなる弱い自分が要るのも否定できません。

以前の私は、自分で処理しきれないくらい気持ちが辛い時は、ピアノを弾いたり、あるいは詩集を読んだりして気を紛らわせたり出来たのですが、今はそんな気持ちも起きない位(多分尿毒症症状のせいで集中できないことも影響しているのでしょうが)ボーっとするのが精一杯です。

毎日毎朝顔を見ている透析患者さん達も、みんなこんな思いをしながら透析に至っているのかと思うと、これまで淡々とビジネスライクに接してきた自分の浅はかさを申し訳なく、如何にダメなスタッフであったかを思い知らされます。
透析看護についても、過去いくつかの書籍を読んだりして自分なりに勉強していたつもりで理解していたつもりでした。
透析を受容に至るまでの精神状態などについても理解していたような気持ちになっていました。

患者が透析を受容するまでにはいくつかの段階があり、まず、自分の病気を知ったときの驚愕(衝撃)、次に抵抗、その次が絶望、虚脱と感情が変化していき、そして最終的には徐々に現実を受け入れ、やがて、「やっていかなければいけない」という自立と再結合の段階となる、というのが一般的な透析受容までの心理とされています。

今の私の心理状態は、多分「絶望」~「虚脱」なのかなと思いつつ、ということはいつかはこの気持ちも受容へと変化し、やっていかなければならないと心から思える日が来るのかしらとも思うのですが・・・

(今でも、気持ちのどこかではイヤだろうが辛かろうがやっていかなければならないことは頭では理解しているし、弱音を吐くのは許されないことは解っているんですが・・・解っていても気持ちが付いて行かないというか、表面上は普通にしているのですが、1人になると死にたくなったり泣きだしたりと抑うつ状態なんですよねぇ。。。)

患者さんの中には、我々医療者に対してストレートに怒りや反感をぶつけてくるタイプの方もいます。
スタッフとしては、こういう患者さんに対峙するのは厄介で面倒で好きではなかったのですが、患者になってみると、そうやって怒りをストレートに表現できるタイプの患者さんはある意味幸せだし、医療者に対する甘えでもあるからしっかり受け止めてあげなければいけないのかな、という見方をするようになりました。

何はともあれ、とりあえずは時間が解決してくれることを信じて、しばらくはこの心の葛藤を客観視しながら見つめていきたいと思います。。。

私は透析導入後安定したらすぐに在宅透析に移行したいと考えております。
バックアップしてくれる施設にも面接に行き、ある程度手筈は整いました。
(私は、在宅透析を受け入れて頂くその施設では、2人目の患者となるようです。)

私自身透析施設に勤務していますが、当院は在宅透析の施設認定を申請していないので、当院で在宅透析を受けためにはまず施設基準を取らなければならず、手間がかかりますw
(やる気になれば不可能ではないんだろうけど、そのために手続きをするのが結構大変で、今この体調の悪い時期にやる気にはれないというのが大きいんですよねぇ・・・w)

てことで、手っ取り早く、既に在宅透析を受け入れている実績のある施設を見つけて自分で通うことにしました。

普通の患者さんなら、在宅を決めてから教育が始まって、半年以上かけて透析の手技やらトラブル対処を学びつつ(患者さんご本人だけでなく介助者も一緒に)、1人で対処できるレベルに到達したら在宅に移行するようですが・・・我が家は幸い、アタシ自身も、そして介助者である夫も、透析室勤務の臨床工学技士(夫に至っては看護師の免許もありw)ということもあり、手技的な教育は受けなくてよさそうです。。。
(一応、手技チェックという名目で数回夫と一緒に在宅バックアップをして頂く予定の病院に通って実際にやって見せて、本当に出来ることを理解して頂いてからの移行となりそうですがw:そりゃそうですよね。アタシも夫も本当は素人で、臨床工学技士でも看護師でもないって可能性もゼロではないですもんねwwwそんなウソついても何のメリットもないけど、世の中には理解不能な人が大勢いるのは知ってますので・・・w)

これがもし、もし私がド素人で普通の人で、透析なんて初めて触れる世界って状態だったら・・・
在宅透析なんてやりたいとも思わないだろうし、そんな気持ちの余裕など持てなかっただろうと改めて思います。(病院に来て寝転がれば全て技士と看護師にやってもらえる施設透析の方が楽なんだもん、苦労して勉強して家でやろうなんて思えなかったはずw)
現にアタシは新人時代、プライミングの手技を覚えるまで、毎晩夢でうなされる始末で・・・www(あのころは、維持透析業務は一番苦手で嫌いでしたw)あの思いを患者と言う立場で味わうなんて、多分考えられないと思うんですよね・・・w

逆に、当院の患者さんの誰かが在宅透析を希望したとして、果たしてアタシに患者教育が出来るだろうか?ということも考えてみたのですが・・・(その患者さんの理解力にもよるけれどw)一般的に、とても在宅に持って行けるレベルにしてあげられる自信が無いと思ってしまうのでした。。。
とんでもない手間と労力がかかるだろうなと思うと、やっぱり怯みます・・・。
一応、臨床工学技士の免許所持者である新卒の新人に教えるのだってとんでもなくめんどくさくて大変なのに、医療に関してまるきりの素人である患者さんに教えるとなると・・・多分私には無理、というかそういうノウハウを持っていないなぁと思ってしまうのでした。

一般の患者さんに教区して在宅透析を導入している施設の技士さんや看護師さん、医師は本当にスゴイと心から尊敬します。。。
慢性疾患の患者さんは、病歴が長くなれば長くなるほど、良くも悪くも「我」の強い方が多く、解っていないのに解っているような勘違いをしていたり、それを指摘されたり正されたりすることを極端に嫌うあまり、おかしな方向に凝り固まっている人が多い傾向にあるように思えるのですが、
そしてそのくらいの人でないと在宅透析に興味を持ったり、苦労して在宅に移行しようという気概が持てなかったりするように思うのですが、
そういう、色々な意味で意思の固い人達を上手に導いて、正しい手技で事故のない透析が行えるように教育する訳ですから、たいへんな苦労があるだろうと思います。。。

今回私がお世話になる予定の施設の方々には、あらかじめ私も夫もCEで透析室勤務である話をしてから伺ったのですが、良くも悪くも安堵した雰囲気が漂ったのはそういう苦労が無いことが解ったからなのかもしれません・・・w
(教育が要らないから楽でいいわぁ、的なことは実際言われましたw)

ホントは、血液回路もダイアライザーも組み立て済みで、機械に取り付けるだけ、みたいなセットが発売になっていれば、在宅透析の患者教育も少しは楽になるんじゃないかと思うのですが・・・。(確か白血球除去の回路セットはそんなようなものがあった気がするんですけどね。あれはDHPだから回路が単純で可能なのかもしれませんが。。。)

透析のお仕事をしている同業者の皆様にはおなじみのお薬だと思うのですが、「クレメジン」=活性炭。
アタシも現在お世話になっています。

シャントが思うように発達しないためですw(まだ導入できてませんw そろそろ体調的にも限界超えてるんですがwww)

このクレメジン、飲んだことがある人は少ないかと思いますがw(健康な人はまず飲まないよねw飲んでも毒じゃないから、後学の為に一服飲んでみると、皆さんも患者さんの苦労が解るかもw)これがものすごく飲みにくい!!

だって活性炭のビーズなんだもんwww

農薬飲んで救命センター運ばれたとかいう経験でもないと、普通の人は活性炭そのものを口にする機会はないんじゃないかと思いますが、その「活性炭そのまんま」の粒を口にするのですから、相当な勇気と根性が要りますw
(てかアタシは何回飲んでも慣れず、ギブアップしてカプセルに切り替えてもらいました。。。orz)

ちなみに実物の写真がコレ→クレメジン粒

味は・・・味はないんですw
問題は味じゃなくて舌触りw
じゃりじゃり。
砂と言うかプラスチックの細粒と言うか、なんというか口にしちゃいけないものを口にした、みたいな気持ち悪い感覚に襲われて食欲が一気に失せますwww
(空腹時に飲むものなので、ダイエットに最適ですw)

で、耐えられないのでカプセルに切り替えてもらったのですが・・・カプセルだと、1回に10カプセルほど飲まなければならず、これはこれで大変ですw

(でも飲まないとすぐに尿毒症による神経症状=アタシの場合は意識消失とけいれん発作 が起きるので、まずかろうと気持ち悪かろうとお腹が膨れようと服用は欠かせません。。。)

そんな「クレメジン」。
活性炭ですから毒素を吸着してくれます。
アタシはこの薬を飲むようになる前はクレアチニンが9を超えてましたが、飲み始めたら8前後と下がりました。
一応効いてる感じ?w(クレアチニンが9後半になってくると神経症状が出現するので怖いです。)

活性炭を飲むことになる日が来るなんて、10年前は夢にも思ってなかったわよw
人生ってどう転ぶかわからないものよねぇ・・・w
(もっとも、そんなことを言ったら、10年後に自分の左手に内シャントがつくられてるなんてことも想像してなかったけれどw)

とりあえず最近は肺水腫があるのか、息を吸い込むとせきが出て苦しいですw
仰臥位で寝ることもできなくなってきましたw
早く透析開始して除水してもらわないと、心不全起こしてしまいそうな予感がぷんぷんしますwww
ヤバイ。
シャントがまだ全然発達していないのにマジでヤバイ。